明石市議会 > 2022-03-09 >
令和 4年建設企業常任委員会( 3月 9日)

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  1. 明石市議会 2022-03-09
    令和 4年建設企業常任委員会( 3月 9日)


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    令和 4年建設企業常任委員会( 3月 9日)                             建設企業常任委員会記録                           令和4年3月9日(水)                           於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   辰巳浩司委員長             松井久美子副委員長   家根谷敦子委員  林丸美委員      北川貴則委員   寺井吉広委員   坂口光男委員 〇欠席委員   なし 〇出席説明者   宮脇副市長  福田理事(技術担当)  杉浦公営企業管理者・水道局長   東都市局長  山本理事兼山手環状線整備担当部長  小田垣道路部長   植田下水道部長  ほか所管各局の室長・次長・課長 〇議 事  (1) 都市局(下水道室)、水道局関係
      ① 付託された議案の審査      議案(4件)      議案第20号 令和3年度明石市水道事業会計補正予算             (第2号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3      議案第21号 令和3年度明石市下水道事業会計補正予算             (第2号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5      議案第39号 令和4年度明石市水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・ 7      議案第40号 令和4年度明石市下水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・・・11   ② 報告事項(2件)    ア 明石川河川水の水源転換及び新規受水等に向けた進捗状況等につい      て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15    イ 2022年度(令和4年度) 組織改正案について・・・・・・・・・・・・・・・・23  (2) 都市局(都市整備室、道路安全室、住宅・建築室)関係   ① 付託された議案の審査      議案(11件)      議案第13号 令和3年度明石市一般会計補正予算(第11号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24      議案第17号 令和3年度明石市公共用地取得事業特別会計補正             予算(第1号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28      議案第3号 明石市水上オートバイ等の安全な利用の促進に関す             る条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29      議案第22号 山陽本線西明石構内南畑踏切除却立体交差工事委託             契約のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36      議案第23号 訴えの提起のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37      議案第24号 訴訟和解のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38      議案第26号 市道路線認定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40      議案第27号 令和4年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕・・・・・・41      議案第31号 令和4年度明石市公共用地取得事業特別会計予算・・・・46      議案第32号 令和4年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算・・47      議案第35号 令和4年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計             予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48   ② 報告事項(6件)    ア ホテル等のバリアフリー化促進への取り組みについて・・・・・・・・・・・・・・49    イ 明石市都市計画マスタープラン等の改定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・56    ウ 江井ヶ島松陰新田線の整備について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57    エ インターネットを活用した道路通報システムの運用開始について・・・・58    オ 山手環状線(大窪工区)の整備について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62    カ 第3次明石市交通安全計画について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63                           午前9時58分 開会 ○辰巳浩司委員長  ただいまから建設企業常任委員会を開会します。  委員会は、本日と3月17日の2日間でございます。  本日は、当初予算以外の議案は採決まで行い、当初予算議案は説明のみ受けます。また、報告事項を行います。次回、3月17日は当初予算議案の質疑及び採決、その他の項を行う予定になっていますのでよろしくお願いします。  それでは、議事に入りたいと思います。  都市局(下水道室)、水道局関係の議事に入ります。  付託された議案の審査に移ります。  議案は4件でございます。  まず、議案第20号、令和3年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  橋本水道局次長。 ○橋本水道局次長兼経営担当課長  水道局次長の橋本でございます。  議案第20号、令和3年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、議案書に基づき説明させていただきます。  議案書の1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量の補正ですが、下の表を御覧ください。  まず、給水戸数500戸の増加は、市の人口増加に伴うものです。次の年間総配水量を31万立方メートル減少させ3,177万立方メートルとするのは、使用水量が当初見込みと比べて減少したことによるもので、これに伴い、次の一日平均配水量も849立方メートル減少させるものです。最後の第3次整備事業を1億4,000万円減額して5億4,821万8,000円とするのは、兵庫県との事業調整において、国道2号和坂付近の配水管敷設工事を取りやめたことなどによるものでございます。  次に、第3条、収益的収入及び支出の補正ですが、収入の第1款 水道事業収益を4,900万円減額し65億714万9,000円とするのは、使用水量減少に伴い、営業収益を5,000万円減額する一方で量水器の売買に伴う固定資産売却益を100万円増額するものでございます。  次に、支出の第1款 水道事業費用を1億1,370万円減額し60億7,369万円とするのは、主に職員費の減少によるものでございます。  続きまして、2ページをお開きください。  第4条、資本的収入及び支出の補正ですが、収入の第1款 資本的収入を1,050万円減額し、8億9,375万5,000円とするのは、実際の事業規模に応じて企業債及び工事負担金を減額するものです。  次に、支出の第1款 資本的支出を1億7,700万円減額し23億5,392万1,000円とするのは、主に第3次整備事業費などの縮減によるものでございます。  続きまして、第5条、企業債の補正ですが、第3次整備事業において、当初予定していた管路敷設工事の施工規模の縮小に伴い減額を行ったことから、記載の限度額4億3,750万円を限度額4億500万円に、また、老朽管整備事業において工事箇所の変更に伴う増額を行ったことから、記載の限度額4億1,850万円を4億4,350万円にそれぞれ改めるものです。  続きまして、第6条、議会の議決を経なければ利用することのできない経費の補正ですが、職員数の減少や職員構成の変化のほか、勧奨退職者がいなかったことから、予算第9条に定めた経費のうち、職員給与費を8,300万円減額し5億1,151万8,000円に改めるものです。なお、補正後の職員給与費の明細につきましては、6ページの補正予算給与明細書を御参照ください。  続きまして、13ページをお開きください。  令和3年度、明石市水道事業会計補正予算説明書について、主な内容を説明いたします。  収益的収入及び支出のうち、収入の表を御覧ください。款 水道事業収益、項 営業収益、目 給水収益は、前年度前半の、ノリ養殖業者の使用水量減少に伴い、水道料金収入を減額するものでございます。  続きまして、14ページをお開きください。  支出の表を御覧ください。款 水道事業費用、項 営業費用、目 総係費、節 退職給付引当金繰入額は、退職手当の支給見込みにより減額し、節 委託料は、水道事業変更認可申請業務委託の実施を令和4年度に変更したことにより減額するものでございます。  15ページに移りまして、資本的収入及び支出のうち、収入の表を御覧ください。款 資本的収入、項 企業債の750万円の減額は、第2条、業務の予定量の補正で御説明したとおり、対象とする事業費に対して減額するものでございます。  次に、支出の表を御覧ください。款 資本的支出、項 建設改良費、目 第3次整備事業費は、配水施設の整備など、当初の計画から一部変更したことに伴い、減額するものでございます。  最後の項 企業債償還金は、当年度中の償還見込みにより減額するものでございます。  以上で、議案第20号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第20号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  御異議なしと認め、議案第20号は原案どおり承認しました。  次に移ります。  議案第21号、令和3年度明石市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  高岸下水道室長。 ○高岸下水道室長  下水道室長の高岸でございます。  議案第21号、令和3年度明石市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、議案書に基づき御説明いたします。  議案書の下の1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量の補正ですが、主要な建設改良費を変更するもので、管渠整備費を240万円減額し4億6,719万6,000円に、処理場整備費を1億8,160万円減額し7億5,879万5,000円とするものです。  第3条、収益的収入及び支出の補正ですが、収入の第1款 下水道事業収益を65万円増額しまして90億3,737万1,000円とし、支出の第1款 下水道事業費用を1,400万円増額しまして83億938万5,000円とするものです。  第4条、資本的収入及び支出の補正ですが、2ページをお開きください。  収入の第1款 資本的収入を1億7,445万7,000円減額しまして15億5,561万2,000円とし、支出の第1款 資本的支出を1億8,400万円減額しまして49億7,742万2,000円とするものです。  なお、資本的収入及び支出の予定額の補正に伴い、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては、1ページの下から6行目、第4条に記載のとおり全額補填するものとしています。  2ページにお戻りください。  第5条の議会の議決を経なければ流用することができない経費の補正ですが、予算第9条に定めた経費のうち、職員給与費を1,200万円減額し5億4,644万円に改めるものです。なお、補正後の職員給与費の明細につきましては、6ページの補正予算給与費明細書を御参照ください。  続きまして、それぞれの補正の内容につきまして御説明いたします。  13ページをお開きください。  令和3年度明石市下水道事業会計補正予算説明書に基づき、主な内容について説明いたします。  収益的収入及び支出のうち、収入の表を御覧ください。  款 下水道事業収益、項 特別収益、目 過年度損益修正益は、過年度除却資産に係る修正を行うものです
     次に、支出の表を御覧ください。款 下水道事業費用、項 営業費用、目 管渠費から総係費のそれぞれにおける給料などの給与費の節につきましては、職員構成の変動に伴い追加又は更正減するものです。  また、目 業務費、節 負担金につきましては、使用料徴収事務負担金を執行見込みに合わせて更正減するものです。  14ページをお開きください。  項 営業外費用、目 消費税及び地方消費税につきましては、納税額に対して不足が見込まれる額を追加するものです。  項 特別損失、目 過年度損益修正損につきましては、過年度除却資産に係る修正を行うものです。  次に、15ページをお開きください。  資本的収入及び支出の収入の表のうち、款 資本的収入、項 国庫補助金と、支出の表のうち、款 資本的支出、項 建設改良費、目 処理場整備費、節 工事請負費については、令和2年度の国の補正予算に伴い、前年度に前倒しにより実施したものに関して減額するものです。  また、支出の表のうち、それぞれの目における給料などの給与費の節につきましては、職員構成の変動に伴い追加又は更正減するものでございます。  以上で、議案第21号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第21号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  御異議なしと認め、議案第21号は原案どおり承認しました。  次に移ります。  議案第39号、令和4年度明石市水道事業会計予算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  橋本水道局次長。 ○橋本水道局次長兼経営担当課長  水道局次長の橋本でございます。  議案第39号、令和4年度明石市水道事業会計予算につきまして、議案書に基づき説明させていただきます。  議案書、水の1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量ですが、給水戸数は令和3年度当初予算に比べ700戸増加の14万5,200戸とし、年間総配水量、1日平均配水量は、令和3年度当初予算と同量の、それぞれ3,208万立方メートルと8万7,890立方メートルを予定しています。主要な建設改良事業ですが、第3次整備事業では、ライフラインの充実化、強じん化に向けた整備に5億6,341万1,000円を予定しており、老朽管整備事業では、老朽化した配水管の布設替工事に7億1,950万円を予定しております。  続いて、第3条、収益的収入及び支出に移ります。収入の第1款 水道事業収益全体では65億8,186万6,000円で、令和3年度当初予算に比べ2,571万7,000円の増を予定し、支出の第1款 水道事業費用全体では62億4,992万9,000円で、令和3年度当初予算に比べ6,253万9,000円の増を予定しております。  2ページをお開きください。  第4条、資本的収入及び支出ですが、収入の第1款 資本的収入は16億1,324万7,000円で、令和3年度予算に比べ7億899万2,000円の増を予定し、支出の第1款 資本的支出では36億3,996万6,000円を予定しており、令和3年度当初予算に比べ11億904万5,000円の増となっています。この主な理由は、魚住浄水場設備更新などの施設整備工事費が前年に比べて増加することによるものでございます。  このページの先頭に戻り、第4条を御覧ください。第4条、1行目後半の括弧書きの部分ですが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する20億2,671万9,000円について、記載のとおり全額補填しようとするものです。  次に、第5条を御覧ください。第5条、企業債は、第3次整備事業及び老朽管整備事業の財源として企業債の限度額並びに記載の方法等を定めたものでございます。  続いて3ページに移りまして、第6条、一時借入金は、その限度額を5億円に定めようとするものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、その範囲を定めようとするものでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費及び交際費を記載のとおり定めようとするものでございます。  第9条、他会計からの補助金は、主に単身高齢世帯の基本料金減免について、一般会計からの補助を受けようとするものでございます。  第10条、水道メーターなどの、たな卸資産の購入限度額を記載のとおり定めようとするものでございます。  22ページをお開きください。  令和4年度明石市水道事業会計予算説明書のうち、主な内容について説明いたします。  まず、収益的収入及び支出の収入の表を御覧ください。款 水道事業収益、項 営業収益、目 給水収益、節 水道料金は56億円を予定しています。ページ中ほどの年間総配水量は3,208万立方メートルで、有収水量は令和3年度当初予算と同量の3,128万立方メートルと見積もっています。また、年間総配水量に占める年間有収水量の割合を示す有収率ですが、97.5%を予定し、1立方メートルあたりの供給単価については179.03円を予定しております。  次に、このページ中ほどの目 受託工事収益のうち、節 その他工事収益は、配水管移設工事などの受託工事収益でございます。  続きまして、目 その他営業収益のうち、節 消火栓維持負担金は、消火栓維持補修に係る一般会計からの負担金でございます。下の節 下水道使用料徴収事務負担金は、下水道使用料の徴収事務受託に係る下水道事業会計からの収入でございます。  続きまして、項 営業外収益、目 受取利息、節 預金利息は、事業運営資金の預金利息でございます。  続きまして、目 他会計補助金、節 一般会計補助金は、単身高齢世帯への水道基本料金減免措置に係る補助金でございます。  目 長期前受金戻入は、補助金等により取得した資産を減価償却に対応させ、年度ごとに収益化するものでございます。  23ページに移りまして、目 雑収益、節 施設分担金は、新規に水道を引き込む際の水道施設を利用するための分担金でございます。  次に、支出ですが、下の表を御覧ください。款 水道事業費用、項 営業費用、目 原水及び浄水費は、浄水場運転管理など浄水処理を行うための費用でございます。ページ下から3行目になりますが、節 委託料は、水質検査業務や明石川河川水水質対策業務、浄水場などの運転管理業務の委託費用でございます。  24ページをお開きください。  節 修繕費は、浄水場等の機械装置などの維持補修費用でございます。その下の節 動力費は、浄水場、配水場などの電力料金でございます。節 薬品費は、浄水処理に使用する次亜塩素酸ナトリウムなどの薬品の費用でございます。節 受水費は、兵庫県営水道からの受水費用となります。  次の、目 配水及び給水費、節 委託料は、水道メーター取替え業務や公道漏水調査修繕業務などの委託費用でございます。その下の修繕費は、消火栓等の補修や給水管補修整備などの修理費用でございます。続いて、節 路面復旧費は、漏水等を修繕後の補修、舗装復旧工事費用でございます。続きまして、節 工事請負費は、配水管布設替工事等に伴う給水管の切替え工事などの工事費用でございます。  25ページに移りまして、目 受託工事費は、第三者から受託する工事の費用で、節 工事請負費は、下水道事業などの他会計からの受託する配水管移設工事費用でございます。  次に、目 業務費、節 委託料は、水道メーター検針や料金収納などに係る包括業務委託費用でございます。  次に、目 総係費は、水道事業全般に係る一般管理費用で、26ページに移りまして、上から6行目の節 退職給付引当金繰入額は、退職給付引当金として計上するための費用でございます。その7行下の節 委託料は、水道事業変更認可申請業務や、車両総合管理業務などの費用でございます。さらに5行下の節 負担金は、庁舎維持管理経費として一般会計へ支払う費用でございます。  27ページに移りまして、目 減価償却費、節 有形固定資産減価償却費は、事業用資産の減価償却費でございます。節 無形固定資産減価償却費は、県水受水のための施設の利用権に伴う減価償却費でございます。これらの減価償却費は、現金の支出を伴わない経費で、営業損益が赤字にならない限りこの減価償却費に相当する額が内部留保され、水道施設の更新資金としてためるという企業会計上の仕組みとなっております。  その下の目 資産減耗費、節 固定資産除却費は、配水管の布設替えや老朽設備の廃棄に伴う固定資産の除却費で、撤去費などの実費分を除き現金を伴わない経費となっております。  次の、項 営業外費用、目 支払利息及び企業債取扱諸費、節 企業債利息は、企業債の支払利息であり、令和3年度当初予算に比べて1,100万円減の1億3,400万円としています。  続きまして、目 消費税及び地方消費税は、納税見込額を計上しているものでございます。  28ページをお開きください。  資本的収入及び支出について説明いたします。収入の表を御覧ください。款 資本的収入、項 企業債は、第3次整備事業の財源として10億8,300万円、老朽管整備事業の財源として4億6,710万円、合計で15億5,010万円の借入れをしようとするものでございます。  その下の行、項 工事負担金は、大規模な住宅開発や土地区画整理などで給水を目的とする工事負担金でございます。  その下の項、目 他会計負担金、節 消火栓設置負担金は、消火栓新設に伴う一般会計からの負担金でございます。  次に支出ですが、下の表を御覧ください。款 資本的支出、項 建設改良費、目 第3次整備事業費、節 原浄水施設費は、魚住浄水場設備更新工事や明石川・鳥羽浄水場連絡管布設などの整備費でございます。下の行の節 配水施設費は、配水管布設工事費用でございます。その下の節 委託料は、水道施設整備の基本設計などの費用でございます。  29ページに移りまして、目 老朽管整備事業費、節 配水施設費は、老朽化した配水管布設替工事費用でございます。その下の節 委託料は、配水管布設替工事設計などの委託費用でございます。  3行下の目 建設改良事業費、節 原浄水施設費は、水道施設設備の補強改良工事費用でございます。その下の節 配水施設費は、配水管の移設又は布設替工事費用でございます。その下の節 委託料は、配水管移設工事設計などに係る費用でございます。  さらに3行下の目 固定資産購入費、節 量水器購入費は、水道メーターの購入費用でございます。  下から4行目を御覧ください。項、目、節 企業債償還金は、企業債の定期償還に係る元金でございます。  議案書による説明は以上でございます。  なお、委員会資料には、4ページ以降に予定工事箇所の図面を付けておりますので、議案書と併せて御参照願います。  以上で、議案第39号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  質疑、採決は次回行います。  次に移ります。  議案第40号、令和4年度明石市下水道事業会計予算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  高岸下水道室長。 ○高岸下水道室長  下水道室長の高岸でございます。  議案第40号、令和4年度明石市下水道事業会計予算につきまして、議案書に基づき御説明いたします。  議案書の下の1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量ですが、第1号、排水戸数は、令和3年度当初予算に比べ1,100戸増の14万1,600戸を予定しています。第2号、年間総処理水量は、令和3年度当初予算に比べ33万2,000立方メートル増の4,082万立方メートルを予定し、第3号、1日平均処理水量は、11万1,836立方メートルを予定しています。第4号、主要な建設改良費につきましては、管渠整備費に5億3,007万6,000円、ポンプ場整備費に2,000万円、処理場整備費に11億1,204万4,000円を予定しています。  次に、第3条、収益的収入及び支出ですが、収入の第1款 下水道事業収益は、89億9,106万3,000円で、令和3年度当初予算と比べ4,565万8,000円の減を予定し、支出の第1款 下水道事業費用は、83億6,631万2,000円で、令和3年度当初予算と比べ7,092万7,000円の増を予定しています。  次に、第4条、資本的収入及び支出ですが、2ページをお開きください。  収入の第1款 資本的収入は、18億7,501万1,000円で、令和3年度当初予算に比べ1億4,494万2,000円の増を予定し、支出の第1款 資本的支出は、52億8,190万2,000円で、令和3年度当初予算に比べ1億2,048万円の増を予定しています。  1ページにお戻りください。  下から5行目、第4条、1行目後半の括弧書きですが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額34億689万1,000円については、記載のとおり全額補填しようとするものです。  2ページにお戻りください。  ページの中ほど、第5条、企業債ですが、下水道事業における建設改良費の財源として起債するもので、表のとおり限度額、起債の方法等を定めようとするものです。  3ページに移りまして、第6条、一時借入金については、その限度額を40億円と定めようとするものです。  第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、その範囲を定めようとするものです。  第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を記載のとおり定めようとするものです。  第9条は、他会計からの補助金として、一般会計から補助金を受けようとするものです。  第10条は、マンホール蓋などの修理材料の、たな卸資産の購入限度額を記載のとおり定めようとするものです。  24ページをお開きください。  令和4年度明石市下水道事業会計予算説明書に基づき、主な内容について御説明いたします。  まず、収益的収入及び支出ですが、収入の表を御覧ください。  款 下水道事業収益、項 営業収益、目 下水道使用料については、令和3年度当初予算に比べ700万円増の50億3,700万円を予定しています。  目 他会計負担金は、雨水処理に対する一般会計からの負担金です。  次の項 営業外収益の2つ目の目 他会計補助金は、分流式下水道の汚水処理等に対する一般会計からの補助金です。  次の目 長期前受金戻入は、償却資産取得に係る補助金などの財源に関して、当年度戻入分を収入とするものです。  25ページの支出の表を御覧ください。  款 下水道事業費用、項 営業費用、目 管渠費は、下水道管渠施設の維持管理等に要する費用で、8行目の節 材料費は、管渠のマンホールの蓋でございます。5行目下の節 修繕費は、管渠の修繕などに要する費用で、3行目下の節 委託料は、管渠清掃時に発生する汚泥を処分する費用などです。  目 ポンプ場費は、ポンプ場の維持管理等に要する費用で、3行目の節 動力費は、ポンプ場施設の運転に係る電気料金等です。  26ページの1行目の節 修繕費は、ポンプ場施設の補修などに要する費用です。3行目下の節 委託料は、運転管理業務委託などに要する費用です。
     目 処理場費は、浄化センターの維持管理等に要する費用で、10行目の節 動力費は、浄化センター施設の運転に係る電気料金等です。2行目下の節 修繕費は、浄化センターの施設補修などに要する費用で、その3行目下の節 委託料は、運転管理業務委託などに要する費用です。  目 水洗普及費は、水洗化の促進を図るための費用です。  27ページを御覧ください。  中段、目 業務費は、下水道使用料の徴収等に要する費用で、28ページの2行目の節 負担金は、水道局に対する下水道使用料徴収事務負担金などです。  目 総係費は、下水道事業全般に係る一般管理等に要する費用で、6行目の節 退職給付費は、退職給付引当金への繰入額です。  29ページを御覧ください。  目 減価償却費は、下水道事業用資産の年間法定償却額です。  目 資産減耗費は、不要となった固定資産を除却するための費用です。  項 営業外費用のうち、目 支払利息及び企業債取扱諸費、節 企業債利息は、令和3年度までに借り入れた企業債の支払利息です。  目 消費税及び地方消費税は、下水道事業に係る消費税及び地方消費税の納税見込額です。  項 特別損失のうち、目 過年度損益修正損は、過年度分の下水道使用料等の調定減額などに係るものです。  30ページを御覧ください。  資本的収入及び支出について御説明いたします。  まず、収入ですが、款 資本的収入、項 企業債は、管渠整備、ポンプ場整備、処理場整備に係る財源として借入れしようとするものです。  次の項 他会計出資金は、建設改良費に対する一般会計からの出資金です。  次の項 他会計補助金は、企業債の償還元金に対する一般会計からの補助金です。  2つ下の目 国庫補助金は、管渠整備、ポンプ場整備、処理場整備に係る国庫補助金です。  次の項 負担金は、管渠の整備時期に合わせて賦課する下水道に係る受益者負担金です。  31ページを御覧ください。  次に支出ですが、款 資本的支出、項 建設改良費、目 管渠整備費は、雨水管整備や老朽管渠の更新などに要する支出で、12行目の節 委託料は、実施設計や管渠調査などに要するものです。2行下の節 補償費は、管渠工事に支障となる物件の移転補償費です。2行目下の節 工事請負費は、雨水管や汚水管の整備工事などを行うものです。  目 ポンプ場整備費は、ポンプ場の改築更新などに要する支出です。  目 処理場整備は、浄化センターの改築更新などに要する支出です。  32ページに移りまして、10行目の節 委託料は、実施設計などに要するものです。3行目下の工事請負費は、浄化センターの設備改築などを行うものです。  次の項、目、節 企業債償還金は、企業債の償還元金です。  議案書による説明は以上でございます。  なお、委員会資料には、4ページ目以降に予定工事箇所図を付けております。議案書と併せて御参照いただきたく存じます。  以上で、議案第40号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  質疑、採決は次回行います。  それでは、次に移ります。  報告事項に入ります。報告事項は2件です。  まず、ア、明石川河川水の水源転換及び新規受水等に向けた進捗状況等についての説明を求めます。  橋本水道局次長兼経営担当課長。 ○橋本水道局次長兼経営担当課長  水道局次長兼経営担当課長の橋本でございます。  私からは、報告事項ア、明石川河川水の水源転換及び新規受水等に向けた進捗状況等について、委員会資料を基づき御説明申し上げます。  水道局では、現在、令和7年度に明石川河川水からの取水を廃止し、新たな水源確保に向け関係機関と協議を重ねており、これまでの取組状況と今後の取組予定について御報告申し上げます。  まず、1、これまでの取組の(1)新規受水等についてですが、阪神水道企業団とは、令和7年度から1日最大受水量1万4,400立方メートル、1日平均受水量1万80立方メートルを用水契約し、明石市への送水は神戸市の送水管等の水道施設を使用して行うことを前提に協議をしております。  また、兵庫県営水道とは、次期協定期間開始の令和6年度から1日最大受水量を現行の3万3,800立方メートルから1万3,850立方メートル増量し、4万7,650立方メートルとし、双方合わせて水源転換に必要な水量を確保しております。  次に、(2)受水費用ですが、①阪神水道企業団に係る受水費用について御説明いたします。  下の図を御覧ください。  阪神水道企業団からの送水は、神戸市の送水管等の水道施設を使用して明石市へ送水する神戸市との第三者委託により行うことで協議を進めております。明石市は、阪神水道企業団に対して受水費用と第三者委託費相当額を合わせて支払い、阪神水道企業団から神戸市へ第三者委託費を支払うスキームとなっており、それらの費用として年に約3.1億円を見込んでおります。また、これとは別に、阪神水道企業団の加入負担金として約18億円の一時金が必要となります。  ②県営水道の受水費用ですが、現行の水準では、受水費は年に約4.7億円増加する見込みとなっております。  次のページをお願いします。  2、今後の取り組みとして、変更認可と施設整備がございます。  (1)変更認可についてですが、明石川河川水からの水源転換については、阪神水道企業団からの新規受水に係る水源の変更認可申請が必要であり、これまで厚生労働省との事前協議を踏まえて、令和4年度中に変更認可に係る業務委託を発注し、令和5年度に変更認可を受ける予定でございます。なお、兵庫県営水道については、変更認可の必要はございません。  次に、(2)水源転換に向けた施設整備についてですが、令和4年度以降、阪神水道企業団からの新規受水に伴い、必要となる3つの管の整備を令和4年から令和12年にかけて順次行います。詳細については、下の図のとおりとなっております。なお、兵庫県営水道の増量受水に関しては、新たな施設整備は必要ございません。  最後の3、今後のスケジュールですが、令和4年度中に阪神水道企業団へ正式に事前協議を依頼し、令和5年度中に受水申込みを行う予定です。その後、阪神水道企業団において、明石市加入に必要な事務手続を進め、各種協定書等の締結をする予定でございます。兵庫県営水道につきましても、令和6年から9年度の次期給水協定締結に向けた事務等を進める予定でございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございませんか。  坂口委員。 ○坂口光男委員  ただいま、新たな水源確保ということで、いろいろと説明いただきました。まず、明石川の水質が悪化の一途をたどっている中、新たな水源確保の見通しがついたということは非常に意義があるかなと。その取組については、担当部局に敬意を表したいと思います。本当に御苦労さまです。  ただ、今、この報告書の中でも、いろんなそれに伴う費用の説明がありました。例えば、第三者委託ですか、神戸市の管を使うために第三者委託するために費用としては年3.1億円かかりますよとか、阪神水道企業団に、今回、受水するに当たって新規に契約する一時金として18億円とか、あと足らない分は兵庫県のほうから受水するということで、これも4.7億円ほど年間増えるということに併せて、新たな管を新設するということで3本ほど書いていますよね。管路整備費ということで、令和4年から12年度、9か年ですけども、トータルで約35億円ということで、新たな良質の水源が確保できるということについては非常に安堵する部分があるんですけども、反対に新たに必要となる投資額が非常に大きいものがありますんで、今後、水道事業はどうなっていくんやということで、これまでもいろいろと問題も指摘されてきたわけでございますけども、また新たにこういった追加の投資金額は、今、報告があったわけなんですけど、トータルで結構なんですが、見通しなんですね。7年度からということで、工事については早くまた予算も上がってくる部分もあるでしょうし、一時金も必要でしょうから出てくると思うんですけど、水道事業全体の経営の見通し、これについての見解をちょっと説明頂けたらと思うんですけど、よろしくお願いします。 ○辰巳浩司委員長  杉浦公営企業管理者・水道局長。 ○杉浦公営企業管理者・水道局長  公営企業管理者でございます。  坂口委員からの御質問にお答えします。  まず初めに、今回この御報告をさせていただいた件なんですけども、関係機関と協議いたしまして、代替の水源転換のことについては着々と進めていっています。  1点、先ほど御質問の中でありました3.1億円との神戸市の話なんですけど、この3.1億円というのは、これは受水費と第三者委託経費のお話でありますので、神戸市の第三者委託が3.1億円というわけではなくて、阪神水道企業団にお支払いする額が3.1億円ですので、これはお水を頂くのと、阪水さんから神戸市さんの管を使って明石市へ送っていただく分を合わせてですので、これはトータルですので、御理解いただきたいと思います。  次に、今回の水源転換によって何が一番あれだというのは、先ほどもおっしゃられていましたけども、明石川河川水の水量、水質も本当にちょっと不安定でございまして、将来にわたって活用することはなかなか難しいという中で、市民生活に欠かせない水を安定供給していくためには必ず阪神水道企業団からの新規受水によって課題解決できるかなと思っておりまして、御心配の費用面でございますけども、先ほどいろいろと御指摘いただきましたけども、まず、阪神水道企業団の受水に関しての加入金ですけども、これは今現在は、神戸市、芦屋市、尼崎市、西宮市、宝塚市と5市で今、構成されているんですけども、その中に明石が新たに入っていくということでございまして、それで今現在の使っている施設を今度、水量にあわせて分担するということになりますので、その分がちょっと必要になってきます。ただ、これによっていつでも水を供給していただけるということになりますので、これは必ず必要かなと思っております。  それと、このたびの費用面ではどうなんねやという話でございますけども、まず、実は明石市の水道の状況でございますけども、1968年に明石川浄水場ができて、非常に老朽化していっているんですけども、このたび、これがもし阪神水道企業団から水を頂かないということになりますと、令和9年度以降、明石川浄水場、老朽化で新たに整備し直さないといけなくなってまいります。それでそのときには、実際は明石川の河川水を使いますと、非常に何といいますか、もっときれいに、新たな高度処理をしていかないといけないということで、施設の処理方式がまた違ってまいります。そうすると、実際は今後、整備費用として140億円の新たな整備費用がかかる。それに加えまして、今度、新たな膜処理というまた違った処理方法になるんですけど、これについては実際は動力費及び膜の交換費を合わせて年間11億円の新たに投資がかかる。これはもう非常に厳しい、経営を圧迫することでございますので、こういう費用がまず将来に向かってなくなります。それで、明石川浄水場が今度、阪水さんから頂くと要らなくなるので、これによって、明石川浄水場を廃止することによって、その維持管理経費が、これは年間3億円ぐらいなんですけども、これがなくなってまいります。そういうことで、将来投資がなくなってまいりますので非常に助かります。  かと申しましても、実際はこういう集中的な整備、阪水さんを頂くためにいろんな、鳥羽でつくった水を一旦、中部配水場から東部配水場に送り込んでそこから流すという新たな整備も必要ですし、神戸市さんの受水点までも引いていかないといけないと。これ、将来に向かって必ずしていかないといけないということもありますので、これについては非常に大層お金がかかるんですけども。  ただ、先ほど申しましたように、今後の投資のお金と廃止のお金、それと要らない施設、今度、明石川河川水が要らなくなりますと、いろんな設備が要らなくなってまいりますので、それについても売却等を含めて進めていきたいと思っております。それと、今後、民間委託とかそういう中で人員の問題とか、浄水場が減りますと、その人員も減っていく分もありますので、そういうのも含めて経営合理化を図っていきたいということも考えています。  ただ、今現在、これは令和7年度以降のお話でございますので、このシミュレーションについては、このたび、今現在の水道の経営計画があるんですけども、これは平成28年から令和8年までの経営計画でございまして、その中期計画の中でうたっておりますけども、今後どうなるんやというのは、令和7年度以降の明石市に阪水が来てからのお話になりますが、それは令和9年度からまた新たに明石の水道経営計画を立てないといけなくなってまいります。これについては、今後、来年度、再来年度ぐらいから、どんどんと全ての資料を集めながら今後の計画を立てていくんですけども、それによって、その中で着実に何とか安価で芳純な水を、できる限り将来にわたって供給していくような計画を立ててまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  このまま水道事業を続けていくとなると、明石川の浄水場で設備更新が必要になってくる。それに140億円というような膨大な金額の説明が今あって、その維持コストも年間11億円ほどかかるということですよね。もうそれを聞くと、今、最初に説明があった設備投資なり投下資金なりの金額と比べたら、140億円という金額を聞いて、ああ、これやったら十分ペイできるかなと、まあまあそんな新しい感覚も持ったんですけどね。そのままもう、とりあえずはペイできると、将来的に係る費用と今回やろうとしている投資資金との関係で、その辺だけの比較ではどうでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  杉浦公営企業管理者・水道局長 ○杉浦公営企業管理者・水道局長  公営企業管理者でございます。  委員御指摘のとおり、将来的な投資の観点で言えばペイはできるというふうには思っております。ただ、今現在、このコスト、施設の規模を縮小したりしていくんですけども、やはり今現在、何が問題かといいますと、水道自体は、これ全国的にそうなんですが、将来にわたっては老朽化もそうなんです。管の老朽施設の更新もありますし、それで実際問題としましては、人口のお話なんですが、今現在は、ありがたいことに人口増ということであるんですけども、もう日本の今、実際で言うと人口減に必ずなってくるでしょうと。そうすると、今の状況というのは、昔と比べて水道を使う量がもう非常に減っておりまして、これがもう非常に今後、経営を圧迫する可能性はあると、これは思っております。ですから、軽々早々と今回のだけで全てが賄えるということではございませんけども、将来の人口予測とか水道の出る量、それと施設規模の在り方、それとあとは料金体系の問題、いろんなことを含めて、今後、次の経営計画から考えてまいりたいと思っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  断片的な、今、ペイできますかとかいうような質問をさせてもらいましたけど、おっしゃるとおり、いろんな背景があって、管工事なんかもいろいろとこれからやっていかなあかんと、トータル的な経営観点から考慮していかなあかん部分はあるということは理解いたします。  それで、最終的な話なんですが、中期計画、これをもって全体的な水道事業の見通しというものが分かるような形で分かりやすく説明いただけることを期待しておりますので、その点、最終的には受益者負担じゃないんですけど、水道料金にも関わってくる話かなと、そういうまた水道料金体系なんかも見直さなあかん部分も出てくるかと思いますので、経営計画、ぜひ全体的な要素を全部入れてどうなっていくんやというような形で、経営合理化も十二分に発揮していただいて、いい形で水道事業が永続的に続けられるような形でぜひ努力をいただいたらなと思います。よろしくお願いします。 ○辰巳浩司委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  御意見でございましたが、副市長としても、今後の水道の大事な経営に係ること、要は市民生活に影響が大きいことですんで、総括的にお答えさせていただきます。  本当に、水質面からも明石川からの受水の変更は、これはもう避けて通れないということで、今、水道局局長以下、一生懸命、阪水や神戸市さんと協議して取り組んでもらっております。  その中で、費用面においても、確かに委員おっしゃったとおりに、ペイできるという表現が正しいかどうか難しいですが、今回、本日の資料でも初期投資だけでも負担金や設備工事等で五十、六十億円かかる。ただ、今後明石川浄水場の建替えを考えれば100億円以上はかかる。年間も今回で8億円ぐらいかかってまいりますが、明石川の受水を続ければ高度浄水処理の関係で11億円ぐらいはかかってくるやろう。これだけを比較しますと、将来負担で見ますと、今回切り替えたほうが初期費用も年間費用もコストは抑えられるというのがきちんとした見方かなと思います。  ただ、コストは将来的にも抑えられる見込みはありますけども、局長も申しますように、水道事業自体の経営が非常に今後も厳しい見込みであります。  このような中で、今、まさにこれをベースとして、様々な将来収支見込みについて主な要素を抑えながら、さらなる経営改善努力とか今回の受水の切替えで遊休資産も生まれてまいりますんで、その活用も含めた経営見込みを今検討しとうところですんで、これについては、しっかり将来こうなるというのをお示しせなあかんとは考えております。  ただ、その中で基本として、市としましてもこれまでも繰り返し申しましたとおり、市民負担については、できるだけといいますか、市長は、はっきり在任中は料金を値上げせえへんと本会議で申しましたが、それを本当に基本スタンスとして、本当に市民負担を極力もう抑える形での経営努力を反映した収支見込みを今検討しとうところですんで、きちんとこの受水変更の見通しが具体的に立った時点を踏まえまして、しっかりと議会、市民の皆様に御説明したいと思っておりますんで、よろしくお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問はございませんか。  北川委員。 ○北川貴則委員  進捗状況につきましてはよく分かりました。  私も明石の市民の皆さんが生活には欠かすことのできないこの飲料水又は生活水ですけど、安価で持続可能で安全で行っていただきたいと思います。  その上で、危惧する上で、ちょっと二、三質問させていただきたいと思うんですね。従来、私たちがもう生まれ育ったときから明石は川の水を浄化して点々ということで、私も議会に上がらせていただいたときには、厳しい中、自前でやっておりましたね。検査場も自前で運営されていましたが、その後、財政難等々で県がいっとき、2050年明石の人口は25万人になりますよとか、行革の中で検査室を手放したり、はたまたいろんな指定管理が悪いとは言いませんけどもなっておりますから、私は水道だけは指定管理に出していただきたくないという立場で見ておるんです。  もし、これから県水さんでもお世話になっていますけども、阪神さんとか方々が料金がどんどん上がっていくようなことになった場合、本市のやっぱり負担は見込みと違ってくることもあると思うんですね。その点はいかが思われますか。良好な関係という状況が続けばいいんでしょうけども、どっかの国では戦争が起こった瞬間、燃料が止まったりとか、またいろんなことで明石は取り巻く状況を考えたら、私は20年前は3市2町ですか、それが今、2市、うち外れたりとか、行政の枠組みの関係もいろんなことで変わると思うんですけど、その点は展望的にはいかが思われますか。 ○辰巳浩司委員長  杉浦公営企業管理者。 ○杉浦公営企業管理者・水道局長  公営企業管理者でございます。  委員の御心配の件でございますけども、明石は、昔はどっちかというと井戸水を中心にされていまして、それで実際、伊川谷浄水場が始まったわけですけども、その後、人口増と市域の拡張、その中で水が足らないという中で求めて明石川に行ったというふうな経緯がございます。  それで、実際どこでもそうなんですけども、都市を維持する中では水源というのは非常に大きな問題でございまして、それで明石は、もともとため池がありますように、水についてはかなり脆弱なところがございました。その中で、今現在、昭和38年ぐらいですか、もともとは阪神水道企業団のほうに、淀川からもらおうという計画は、もともとあったんでございます。  ただ、これについては、あまりにも明石は遠いので、それでその中で国家事業である東播用水事業ということで神出浄水場から県水を引いてきたという経緯がございまして、その中で水を何とか確保してきたということがございます。  実際、今度、今現在の状況で言いますと、魚住浄水場、こちらのほうの水はまだ安定的に地下水はございますけども、鳥羽浄水場にある地下水は、ちょっと塩水化が進んでおりまして、これはもう非常に危惧しているところではございますけども、そういう中で広域でやはり水を頂かないと都市が成り立たないという状況でございます。  実際、ただ明石だけで水を確保して浄水をしていくということになると、莫大な費用がかかってまいりますので、今はやはり広域で何とかしてよという中で進めてまいっております。  当然、阪水さん、県営水道さんも、それぞれコストとかも含めていろいろ検討されておりまして、当然、このたび、阪水に入りますけども、これは申し訳ないんですけども今後お願いすることになりますが、一部事務組合の構成員として入りますので、その中で当然チェックも入ります。議員さんにも構成市の一員として議員を出していただくというようなことも、また今後、お願いせなあかんとこでございますけども、その中でチェックをしながら意見を言っていけるというようなことになっておりますので、ここに関しては重々担保できると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようにお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  北川委員。 ○北川貴則委員  分かりました。今現在、悪化するとは言いませんが、それこそ長期的なことを考えましたら、西のほうの、先ほどいろいろ水源のお話がありました。参考までに、私の相生町のとこでも井戸があって、塩害で止まっていますけど、水はまだ出ると思います。  例えば、技術の革新で大分水質が汚濁されたと言われる明石川なり、塩害になった水源も明石の地下にありますわね。そういったところを、例えば、ある繊維会社さんがカンボジアとか泥水でもちゃちゃっとファイバーのやつを通したら飲み水にできるような、20年前と違う技術があると思いますから、そういったところも研究しながら、ゆくゆくは、残念ながら今回のこの事業にかじを切っておりますから、明石の浄水場は点々ということでね、先ほどの有効活用ということもあって別のものになるかもしれませんが、まだ残されている西のほうの浄水場もありますので、最悪の場合でも、パイプライン違いますけども、そっからでも、よそから遮断されてもできるぐらいの多面的な検討もしていただきたいとは思います。  今日のところは、この事業を聞かせていただいて、継続的に安価でおいしく、そして安全なお水が供給できる体制をつくっていく1つやとお聞きさせていただきましたので、危惧した面だけに関しては、今後も研究課題としまして技術の革新はしていただきたいと思いますので、これでとどめたいと思います。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問ございませんか。  それでは次に移ります。  イの2020年度(令和4年度)組織改正案についての説明を求めます。
     高岸下水道室長兼業務担当課長。 ○高岸下水道室長兼業務担当課長  下水道室長の高岸でございます。  報告事項イ、2022年度(令和4年度)の組織改正案につきまして、お手元の委員会資料に基づき御説明いたします。  2022年度(令和4年度)組織改正案についてをお開き願います。  1の基本的な考え方、2の改正の概要、2ページの4、改正の手続につきましては、総務常任委員会での審議内容となっていますので、説明は省略させていただきます。  1ページの3、各局の組織改正の概要でございますが、当委員会の関係分について、詳細を3ページの組織改正総括表により説明させていただきます。  3ページを御覧ください。  表の左半分は改正後の案を、右半分が現行の体制を記載しております。表の下のほう、都市局の欄を御覧ください。下水道総務課の総務係と経営係の事務分担を見直すとともに、経営係の名称を計画係に変更し、下水道事業の各種計画に係る調整、推進等を図ります。  4ページをお願いいたします。  水道局でございますが、総務担当と経営担当の事務分担を見直すとともに、経営担当を経営企画担当に改め、阪神水道企業団からの受水に係る協議や経営戦略の進捗管理などの課題への対応を図ります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございませんか。  ないようですので、質問を終結させていただきます。  それでは、報告を2件聞いたことを確認よろしくお願いいたします。  次に移ります。  その他は次回行います。  理事者入替えのため暫時休憩いたします。  再開は11時半とさせていただきます。よろしくお願いします。                              午前11時11分 休憩                            ―――――――――――――                              午前11時28分 再開 ○辰巳浩司委員長  それでは、建設企業常任委員会を再開します。  都市局(都市整備室、道路安全室、住宅・建築室)関係の議案の審査に移りたいと思います。  議案は11件でございます。  まず、議案第13号、令和3年度明石市一般会計補正予算(第11号)〔分割付託分〕を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  門田都市整備室長。 ○門田都市整備室長兼緑化公園課長  都市整備室長の門田でございます。  議案第13号、令和3年度明石市一般会計補正予算(第11号)のうち、当委員会に付託されたものにつきまして、御説明申し上げます。  議案書の一般の10ページをお願いいたします。  第2表 繰越明許費でございます。  6款 土木費、1項 土木管理費から4項 都市計画費につきましては、繰越ししようとする事業名、金額につきまして、記載のとおりでございます。いずれも年度内完了が困難であり、繰越ししようとするものでございます。それぞれの理由について、順次御説明申し上げます。  1項 土木管理費でございますが、海岸施設維持管理事業につきましては、監視カメラ設置保守管理業務委託について、関係機関との調整に期間を要したことによるものでございます。明石港再整備事業につきましては、明石港西外港における国の防潮堤の整備事業に合わせて進める道路事業ほかについて、国の物件補償に係る権利者等との調整に期間を要したことによるものでございます。  2項 道路橋りょう費の道路新設改良事業につきましては、江井ヶ島松陰新田線ほかについて、用地買収交渉に伴い地権者との調整に期間を要したことによるものでございます。  3項 交通安全対策費の交通安全施設整備事業につきましては、南畑踏切ほかについて、鉄道事業者等との調整に期間を要したことによるものでございます。  4項 都市計画費でございますが、都市計画方針策定事業につきましては、明石市都市計画マスタープランについて、関連する他の計画の策定状況を踏まえたことによるものでございます。交通政策事業につきましては、JR明石駅のホームドア設置事業の設計において、コロナ禍の影響等により現地確認などに期間を要したことによるものでございます。大久保駅前土地区画整理事業につきましては、事業地内の工事について、地権者との移転補償協議が難航したことに伴い、工事契約が当初予定より遅れたことによるものでございます。街路整備事業につきましては、山手環状線大窪工区について、地権者の移転先選定や移転先での家屋の整備等に時間を要し、年度内に引渡しを完了することが困難となったことによるものでございます。(仮称)17号池公園整備事業につきましては、地元団体との調整に期間を要したことによるものでございます。都市公園安全・安心対策事業につきましては、石ヶ谷公園の公園灯更新工事等について、公園利用団体との調整に期間を要したことによるものでございます。  以上で繰越明許費の説明を終わらせていただきます。いずれの事業につきましても、今後より一層の努力を重ねまして、少しでも早い完了にしますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、歳入歳出予算の補正につきまして御説明させていただきます。  まず、歳入でございます。  26、27ページをお願いいたします。  7款 使用料及び手数料、1項 使用料、5目 土木使用料、1節 海浜利便施設使用料につきましては、大蔵海岸及び海浜利便施設駐車場の利用台数が当初見込みを上回ったため増額するものでございます。  2節 自動車駐車場使用料につきましては、明石駅前立体駐車場の利用台数が当初見込みを下回ったため減額するものでございます。  3節 都市計画使用料につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、海浜プールにおいて入場者数の制限を行ったことなどにより、海浜プール等の公園施設使用料が当初見込みを下回ったため減額するものでございます。  28、29ページをお願いいたします。  8款 国庫支出金、1枚めくっていただきまして、30、31ページの2項 国庫補助金、さらに1枚めくっていただきまして、32、33ページの5目 土木費国庫補助金でございますが、1節 交通安全施設整備費補助金から34、35ページの4節 土木管理費補助金につきましては、いずれも国庫補助認証額の増減により補正するものでございます。内容につきましては、歳出のところで御説明させていただきます。  38、39ページをお願いいたします。  9款 県支出金、2項 県補助金、1枚めくっていただきまして、40、41ページの5目 土木費県補助金、1節 都市計画事業費補助金でございますが、県民まちなみ緑化事業補助金は、地元住民による維持管理を前提に整備する、まちなか花壇設置の初期費用に対するものでございます。県単独松くい虫被害等景観対策事業補助金は、金ヶ崎公園のナラ枯れ対策に関する費用に対するものでございます。  2節 土木管理費補助金でございますが、住宅土砂災害対策支援事業につきましては、事業の実施がなかったため減額するものでございます。その他の事業につきましては、実施件数が当初見込みを下回ったため減額するものでございます。  56、57ページをお願いいたします。  15款、1項 市債、5目 土木債でございますが、1節 道路新設改良事業債から58、59ページの4節 都市計画事業債につきましては、国庫補助認証額の増減等に合わせて補正するものでございます。主な事業につきましては、後ほど歳出で御説明させていただきます。  以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳出でございます。  96、97ページをお願いいたします。  説明に当たりまして、それぞれの費目の職員費の増減については、職員の構成の増減等によるものでございまして、その都度の説明は省略させていただきます。  それでは、順次御説明させていただきます。  7款 土木費、1項 土木管理費、2目 建築指導費の建築安全事務事業につきましては、財産管理人制度の執行残を減額するものでございます。住宅耐震化促進事業につきましては、事業の申請件数が当初見込みを下回ったことにより減額するものでございます。  3目 海岸海域整備事業対策費の海岸施設維持管理事業につきましては、大蔵海岸公園の沿路改修工事や海水浴場開設事業補助金についての執行残を減額するものでございます。  2項 道路橋りょう費、1目 道路橋りょう総務費の道路管理事務事業につきましては、道路台帳整備等の委託料の入札残を減額するものでございます。  2目 道路維持費の道路維持補修事業につきましては、道路清掃等の委託料の執行残を減額し、道路維持補修に係る工事請負費を増額するものでございます。  98、99ページをお願いいたします。  3目 道路新設改良費の江井ヶ島松陰新田線道路事業、道路新設改良事業及び狭あい道路整備事業につきましては、国庫補助認証額及び事業の進捗状況に合わせて補正するものでございます。  3項 交通安全対策費、2目 交通安全施設整備費の交通安全施設整備事業及びあんしん歩行エリア整備事業(魚住地区)につきましては、国庫補助認証額に合わせて減額するものでございます。  100、101ページをお願いいたします。  5項 都市計画費、1目 都市計画総務費の都市計画総務一般事務事業につきましては、住宅土砂災害対策支援事業の事業実績がなかったことにより減額するものでございます。その他の事業につきましては、各事業の執行残を減額するものでございます。  2目 土地区画整理費の大久保駅前東西工区土地区画整理事業につきましては、地元関係者等との調整による執行残を減額するものでございます。鳥羽新田土地区画整理事業につきましては、工事請負費等の執行残を減額するものでございます。  102、103ページをお願いいたします。  3目 街路事業費の県施行街路事業負担金につきましては、県施行街路事業費の減に伴う市負担分の減額でございます。山手環状線街路事業につきましては、国庫補助認証額に合わせて減額するものでございます。  4目 公園費の公園維持管理事業につきましては、公園のLED化の工事に係る執行残等による減額でございます。(仮称)17号池公園整備事業及び都市公園安全・安心対策事業につきましては、国庫補助認証額に合わせて増額するものでございます。  以上で当委員会に付託されました議案第13号、令和3年度明石市一般会計補正予算(第11号)の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第13号〔分割付託分〕は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  異議なしと認め、議案第13号〔分割付託分〕は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第17号、令和3年度明石市公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  高田山手環状線整備担当課長。 ○高田山手環状線整備担当課長  山手環状線整備担当課長の高田でございます。  議案第17号、令和3年度明石市公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明いたします。  公の1ページをお開き願います。  第1条 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額として当事業に必要な上限額30億円を計上しておりましたが、令和3年度に不要となる9億5,000万円について、歳入歳出それぞれ減額し、20億5,000万円とするものでございます。  なお、歳入予算の補正に関し、当初予算では全額地方債を当てる計画でございましたが、このたび、一般会計から10万円を繰入金とするものでございます。  第2条 繰越明許費につきましては、当公共用地取得事業におきまして、地権者が移転先選定や移転先での家屋の整備等に時間を要し、年度内に引渡しを完了することが困難であるため繰越しをしようとするものでございます。内容といたしましては、公の6ページに記載しておりますが、山手環状線街路事業として5億6,600万円、江井ヶ島松陰新田線道路事業として1億6,700万円でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第17号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  異議なしと認め、議案第17号は原案どおり承認しました。  次に移ります。  議案第3号、明石市水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例制定のことを議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。
     春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海でございます。  議案第3号、明石市水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例制定のことについて、御説明いたします。  議案書及び委員会資料を御覧ください。  初めに、本条例制定の目的についてでございますが、昨年、明石の海域において、一部の方による水上オートバイでの危険行為があり、本市は当該危険行為が人の生命、身体に危険を及ぼしかねない重大な問題であると認識し、刑事告発や海岸パトロールを行ってまいりました。しかし、その後も水上オートバイによる危険行為は後を絶ちません。また、本市のすぐ近くにおいて、水上オートバイの乗員3名がお亡くなりになる痛ましい事故も発生しました。本条例は、海域等における水上オートバイ等の利用に伴う事故を防止し、海域等利用者の生命、身体及び財産の保護を図るため、新たに条例を制定しようとするものです。  次に、条例の概要としまして、主に5点ございます。  1点目は、市及び事業者の責務、市民の皆様の役割を規定しております。市は、水上オートバイ等の安全利用促進に関する施策を実施し、事業者や市民はその施策に協力をしていただくというものです。第3、4、5条に規定しております。  2点目は、海の安全月間や啓発についてです。水上オートバイ等の安全利用についての利用者及び市民の皆様の御理解を深めるため啓発活動を行うものとします。また、毎年7月を海の安全月間として設けることにより、海域等における安全利用を促進するものとします。第6、8条に規定しております。  3点目は、遊泳者安全区域の指定です。これは、海域等において多数の遊泳者の利用が見込まれ、遊泳者に係る危害を防止するために、必要があると認めるときは、期間を定めて海域等のうち特定の区域を遊泳者安全区域として指定することができると規定し、遊泳者に海のレジャーを安全に楽しんでいただくため、この遊泳者安全区域を設けることにより、当該区域内は水上オートバイ等の乗り入れなどを禁止とするものです。市内の4地域に区域指定する予定ですが、どの区域も現地では水際から約五、六十メーター沖の突堤の前端にロープでブイなどを設置して分かりやすく明示したいと考えております。第9条に規定しております。  4点目は、水上オートバイ等による危険行為の禁止です。海域等において水上オートバイ等を操縦する者は、海域等利用者の付近において水上オートバイ等をこれらの者との衝突、その他の危険を生じさせるおそれのある速力で航行する操縦の方法や、同じく海域等利用者の付近において水上オートバイ等を急回転し、又は縫航する操縦の方法をしてはならないと規定しております。これは第10条に規定しております。  5点目は罰則です。これは、第9条にて指定した先ほどの遊泳者安全区域の中でかつ第10条にて規定する水上オートバイ等の操縦を行い、その規定に違反した者には、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処することを規定しております。第11条に規定しております。  条例の概要は以上となります。  この条例の素案を基に意見公募手続、パブリックコメントを令和3年12月24日から令和4年1月23日まで実施してまいりました。ここでは3名の方から御意見を頂いております。  最後に施行期日についてでございますが、公布の日から施行するものとします。ただし、第11条の規定は、公布の日から起算して20日を経過した日から施行します。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  林委員。 ○林丸美委員  質問させていただきます。  この条例、明石市水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例の制定ということなんですけれども、これは遊泳者など海の利用者、利用する方、安全に海を利用していただくためのものというふうに認識していますけれども、パブリックコメントの中に漁師さんの立場での御意見もございました。  海の利用者という点においては、この条例とは直接関係ないことはないとは思うんですけれども、直接的な記述はないにしても、海の利用者という点においては見過ごせない意見なのかなというふうに思っております。この間、県や関係機関と調整されてきたかと思いますけれども、様々な立場からの御意見があったかと思いますが、この漁業者の方からの意見として把握されているものですとか、県との連携の中で、今後ここに関してどのように対策されていくのかをお聞かせください。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長でございます。  林委員からのパブコメの中身の御意見の中で、漁業関係者の御意見等について把握しているものはあるかという御質問にお答えいたします。  実は、昨年から連絡会議といいまして、関係機関との調整をずっと図っておりまして、その中で明石市の漁連さんになるんですけども、そちらのほうから若干パブコメのほうにも同じく、次にありますけども、水上バイクの出し入れをする場所について、漁業関係者さんと少し場所がふくそうすることがあって邪魔であるとかいうような御意見も頂いております。  あと、ブイを設置しているところにつきましても、同じく書いてあるとおりで、水上オートバイが自由に走っているというふうなところという御意見も頂いておるのは承知しております。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  林委員。 ○林丸美委員  そういったところにも行って対策は必要なんかなというふうには感じております。広い範囲になりますので、県のほうに関わってくるかと思うんですけれども、マナーという点になってくるかと思うんですね。水上オートバイを利用されている方のマナーの問題になってこようかとは思います。  そこに対する周知、今後この条例について市民の方にも広く知っていただいた上で海を安全に利用していくという意識が市民全体の中で上がっていくことが必要かと思いますが、この周知に関してはどのようにお考えでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長でございます。  林委員の先ほどの周知に関してどういったような対策をというところの御質問に対してお答えいたします。  先ほどもちょっと申し上げましたけども、関係機関との連携は当然取ってはおるんですけども、確かに今、委員がおっしゃるとおりで、ちょっと水上オートバイの利用者、操縦者さんのマナーのところ、モラルのところ、こういったところが非常に問題であるという共通の認識はございます。  つきましては、本市におきまして、その操縦者さんのマナー、モラルにつきまして、その向上を資するべく、対策のほうを順次行ってまいりたいと思っておりまして、実は本市のほうでリーフレットの作成も進めておりまして、そちらのほうが出来次第、もちろん広報紙共々ですけども、リーフレットの配布もさせていただいて、より皆さんに条例のほうもですが、周知させていただくような対策を取っていきたいと考えております。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  林委員。 ○林丸美委員  ぜひ、率先して取り組んでいることだと思いますので、明石市としても兵庫県としても、市民、県民皆さんでこのマナーアップ図っていただけるように周知のほうを徹底よろしくお願いいたします。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質疑、御意見はございませんか。  寺井委員。 ○寺井吉広委員  実は、昨晩も江井島のほうでは、まちづくりの役員会がありまして、この条例に関する報告というか、私もちょっと説明をさせていただいたりもしたんですけども、関係する地域にとっては大変期待をしております。これが抑止力になって、このマナーをしっかり守っていただいて、海岸を利用していただきたいなということでありまして、それで、監視カメラを10台設置するということで、そのカメラの設置は予定どおり間に合うということでよろしいでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海です。  監視カメラのほうの準備はどうだという御質問だと思うんですけども、今、ちょっと準備のほうを、もちろんながらしっかりと進めてまいっておるところでございます。海の利用のハイシーズンには間に合わせるという形で今現在動いております。  よろしくお願いします。以上です。 ○辰巳浩司委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  今年の夏に十分間に合うようにお願いしたいです。  それと、やはり市民の方に広報していくという部分で、この安全月間を設けてというこれが7月なんですけども、7月といったらもう本当に早い方は、海の利用がゴールデンウィークぐらいから始まるんですけども、その辺りに十分間に合うような形でしっかりと広報していただきたいなと思うんですが、いかがですか。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海です。  その広報、周知、いろいろその他、ゴールデンウィークまでにしっかりとできるかという御質問に対してお答えさせていただきます。  もう今、準備と申し上げましたけども、その目標設定をゴールデンウィークまでにということで順次、今準備しておりますので、しっかりとした対策をゴールデンウィークまでにさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  今回の水上バイクの関係なんですが、寺井委員が言われたように、まず、海岸の監視カメラ13台ですかね、5月頃にはできますということで予算もちょっと繰越しというような説明もいただいたとは思うんですけど、今回、条例と併せて説明いただいたわけなんですけど、条例と海岸の監視カメラと2つの抑止力をもって安全な水上バイクの運行をしてもらいたいという狙いかと思いますけど、その辺の有効性の担保ですね、安全への担保という点でどの程度期待されていますか。もうばっちりですか。ちょっとその辺の見解、聞かせていただけたらありがたいですけど。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海です。  今、委員から御質問いただきましたその条例とともに、実際にその条例の有効性、実効性というとこに関してどうだという御質問に対してお答えさせていただきます。  特に、この条例の遊泳者安全区域について、中で安全をしっかりと確保してまいるというところが肝となっておるかとは思います。  そちらにつきましては、もちろん先ほどの、並行して進めておりますカメラの設置を1つのツールとして使わせていただいた中で、関係機関とも調整を取ってしっかりと担保してまいりたいと。特に安全について担保してまいりたいということで今動いておりますので、ばっちりかと言われますと、ばっちりと、もうしばらくすればなろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  ばっちしとなるよう御尽力いただいたらなと思います。  林委員からも寺井委員からも出ておりましたけども、大きな2つの抑止力をもって水上バイクの安全性を確保していくという取組かと思いますんで、そのためにはやはり市民の方への周知徹底、こんなんできましたよ、こんなんありますよということでの周知徹底を図ることによって、やっぱり安全性が担保できるかと思いますので、ぜひ、また改めてやないんですけど、その取組もよろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質疑、御意見ございますか。  北川委員。 ○北川貴則委員  この議案には賛成です。そして、私も決してあのテレビで流れましたようなことが二度と起こらないように、また事故がないように願っております。  その上で、ちょっと2点質問させていただきたいと思います。  泉市長さんが犯人不詳ということですけども刑事告発、殺人未遂ということで大々的に全国にその毅然とした態度でここまで来ていると思うんです。恐らく警察さんのほうはもう優秀ですから、重要参考人もちゃんと割当てができて、ただ、取り締まる罰則方々がなかったでしょうからあれでしょうけども、今回このような、もしか仮に本会議で通りましたと。その後、その方々には、警察さん、お巡りさんのほうからも、今年のシーズンにもその方々は良識ある行動で運転していただきたいと思うんですけども、そういったところの水面下の働きかけはどのようになさる予定ですか。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海です。  北川委員からの御質問に対してお答えいたします。  本市において、条例を制定する前段で兵庫県さんのほうでも条例がございまして、こちらのほうについての罰則というところについては、もともと御理解いただいておるところだと考えております。  このたび、水上オートバイの条例が承認いただけることになりましたら、もちろんここにつきましても、特に捜査機関である神戸海上保安部さん、こちらのほうとはもちろん、もともと調整は済んではおりますけども、再度この3月末でいきましょうという形で周知、調整のほうは図らせていただきたいと考えております。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  北川委員。 ○北川貴則委員  分かりました。ぜひ、公の場でプライバシーもあるでしょうけど、二度とそういうことをなされないように良識のある行動を促していただくことを願いたいと思います。  その上でもう一つ質問なんですが、ただ、その水上バイクの方は、私の見る中で恐縮ですけども、やっぱり良識のある方もいらっしゃると思うんです。一部の方です、本当に。例えばレスキュー、溺れている方を助けられるようなお話も以前に聞いたことあるんですが、例えばこれ、法律ができました。もし今後ですけども、行政が何らかのことで救命のための水上オートバイ等を認めることも必要になることもあると思うんです。でも、そのときに、いやまだ条例ができていませんからいうことでその人らが動けないことがないように、その点の配慮は、今後、修正はどんどん随時していっていいと思うんです。  まず、これは何遍も言いますけど、今回のこれは、初回としては私はもう100点だと思っています。刑罰も全国にない、兵庫県さんはまだやっておられないところ、懲役も入っています。  ただ、その上で今後の見通しとして、先ほどの林委員さんのように、事業者さんにおいても漁業組合さんでも被害が出ることがあったらいうことで、遊泳区域じゃないところも含めまして、その辺のまず2弾、3弾いくと思うんですが、これで終わりじゃなしに継続的になされる意気込みがあるのかどうか。  当然、泉市長さんは、これが通った瞬間、また全国にフリップを持って、明石ではもう二度とこんなことないとぼんとやってくださって、無謀な運転をする方々に対してはものすごい抑止力になると思いますけども、でも、救命のほうも怠ってはいけないと思いますので、その点の見解はいかがですか。 ○辰巳浩司委員長  春海海岸整備担当課長。 ○春海海岸整備担当課長  海岸整備担当課長の春海です。  今、委員御指摘の今後の展望と特にあと救命、レスキューの件について見解をという御質問に回答いたします。  今後につきましては、もちろん委員おっしゃるとおりで、このたびがもう本当に水上オートバイの安全利用に関するところといいましては、本当に第一歩目と考えております。  今後は、もちろん修正、改善いたしまして、対策等については強化をしていくべきところはしていきたいという意気込みはもちろんございまして、その方向で市としては動いてまいりたいと考えております。  また、ちょっと1点、レスキュー、救命ということに関しましては、基本的には、条例のほうにおきましても、異常があれば、救命等々につきましては、水上オートバイ等の乗り入れ等もできるということにもちろんなってきますので、そういったところも見据えながら条例のほうも制定させていただきたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質疑、御意見ございますか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第3号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  御異議なしと認め、議案第3号は原案どおり承認しました。  次に移ります。  議案第22号、山陽本線西明石構内南畑踏切除却立体交差工事委託契約のことを議題に供します。  嶽下道路整備課長。 ○嶽下道路整備課長  道路整備課長の嶽下でございます。
     議案第22号、山陽本線西明石構内南畑踏切除却立体交差工事委託契約のことにつきまして御説明いたします。  本議案は、山陽本線西明石構内南畑踏切除却立体交差工事の委託を随意契約により締結しようとするものでございます。  委員会資料を御覧ください。  初めに、1、提案理由でございます。本案は、山陽本線西明石構内南畑踏切除却立体交差工事に関する2022年度協定の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものでございます。  2、事業の概要ですが、昨年9月の常任委員会でも御報告したとおり、南畑踏切の安全対策といたしまして、エレベーター併設型の横断歩道橋を設置し、踏切を除却する事業に2023年度末の完成に向けて取り組んでおります。  2段落目に移りまして、2022年度の工事では、JR山陽本線の線路内及び近接しての基礎杭設置工事や基礎コンクリートの施工を行う必要があり、鉄道施設に安全面の影響を及ぼすことから、西日本旅客鉄道株式会社と2022年度協定を締結し、工事を委託しようとするものでございます。  3、工事概要です。2022年度協定で実施する内容につきまして御説明いたします。裏面中段の歩道橋配置図、下段の歩道橋側面図を併せて御覧くださいますようお願いいたします。裏面の図で構造物の施工箇所は、赤、青で着色しております。本体工事として、橋脚基礎9か所、エレベーター基礎は2022年度に1か所、その他ヤード工、土工、保安費一式を行います。  この工事費は、2億446万円です。また、工事付帯として監理業務委託、写図等一式を行い、費用は1,054万円です。その他関連工事として、電気関連工事一式で工事費用は500万円、これらの工事費の合計額は2億2,000万円となります。  表面に戻ります。  4、工事期限ですが、2022年度協定につきましては、年度末である2023年3月31日まででございます。  最後に5、相手方ですが、西日本旅客鉄道株式会社取締役兼常務執行役員、近畿統括本部長の川井正様でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第22号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  御異議なしと認め、議案第22号は原案どおり承認しました。  次に移ります。  議案第23号、訴えの提起のことを議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  藤田住宅・建築室長兼住宅課長。 ○藤田住宅・建築室長兼住宅課長  住宅・建築室長兼住宅課長の藤田でございます。  議案第23号、訴えの提起のことにつきまして議案書により御説明申し上げます。  当該議案につきましては、明石市二見町西二見376番地の1、市営西二見小池住宅の敷地内に、遅くとも令和3年11月から放置されている自動車につきまして、自動車の撤去及び土地の明渡し等を求める訴えを提起するものでございます。  所有者には、住所地へ書面により自動車の撤去を求めていましたが、応答もなく移動等もされていない状況でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第23号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  御異議なしと認め、議案第23号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第24号、訴訟和解のことを議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  新田総合調整担当課長。 ○新田総合調整担当課長  総合調整担当課長の新田でございます。  私のほうから、議案第24号、訴訟和解のことにつきまして、議案書及び委員会資料を基に御説明申し上げます。  議案書1ページ目下段を御覧ください。  提案理由、本案は、浸水事故に係る損害賠償請求事件の和解につき、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  次に、委員会資料を御覧ください。  2、事件の内容。(1)事件番号・事件名、ア、平成30年(ワ)第2078号、損害賠償請求事件(甲事件)、イ、令和元年(ワ)第724号、損害賠償請求事件(乙事件)でございます。(2)当事者、ア、原告は神戸市在住の個人、イ、甲事件被告は本市、ウ、乙事件被告は神戸市でございます。(3)裁判所、神戸地方裁判所で行われました。これら2つの事件を合わせて、原告、明石市、神戸市の三者が出廷して裁判が行われました。  (4)事件の概要。まず最初に位置関係を下段にあります地図で御説明申し上げます。位置図は明石市明南町と神戸市西区王塚台の市境付近の位置を示しております。図面の左が明石市域で道路を着色しております。図面の右側が神戸市でございます。ちょうど市境のところに蛇行した紫の線がございます。これが、神戸市の雨水溝でございます。そして、赤く塗ったところが今回浸水被害のあった原告の倉庫でございます。そこから上流約100メーターの地点に明石市の所有地があります。標高につきましては、明石市域が高く神戸市域は低くなっており、その高低差は約4メーターあります。  事件の概要を説明させていただきます。原告が、平成29年9月17日の台風18号の大雨により、本市が所有する土地(明南町1丁目16番1)が崩落し、神戸市が管理する雨水溝(吉田南3号雨水幹線)に土砂が流れ込んだことにより、当該雨水溝から雨水溢水し、原告が所有する物品を保管する倉庫(神戸市西区王塚台2丁目3の1)が浸水したと主張して、本市及び神戸市に対して損害賠償請求として金476万7,174円及び遅延損害金の支払を求めて訴えを提起しました。  ここで、原告が所有する物品なんですけども、着物を仕立てる前の円筒の芯に巻かれた布製品でございます。  明石市の所有地の現在はといいますと、雨風が影響を受けないようにコンクリートで覆い、また高低差が4メートルもございますので立入りできないようにフェンスで囲っております。  3、和解勧告の概要。(1)本市は、原告に対し、解決金として金165万円を支払う。(2)神戸市は、原告に対し、解決金として金185万円を支払う。  4、解決金の支払方法につきましては、本市が原告に対し解決金を支払った後、本市が加入する全国市長会市民総合賠償補償保険にて補填されます。  御説明は以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第24号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  異議なしと認め、議案第24号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第26号、市道路線認定のことを議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  田仲道路安全室長。 ○田仲道路安全室長兼道路総務課長  道路安全室長兼道路総務課長の田仲でございます。  議案第26号、市道路線認定のことにつきまして、御説明申し上げます。  議案書を御覧ください。1ページから2ページにかけましてが路線の一覧でございます。  2ページ下、提案理由でございますが、本案は、開発行為により引継ぎを受けた道路を市道路線として認定しようとするものでございます。今回提案する路線は、朝霧307号線以下20路線ございまして、各路線の名称と起点、終点及び延長を記載しております。  4ページをお願いいたします。  ここからは、認定路線見取図となっております。朝霧307号線につきましては、市立朝霧小学校の北部に位置しまして、開発行為により整備された道路でございます。  今回提案する道路は、このほかの19路線全て開発行為によるものでございます。  3ページにお戻りください。  このたびの路線認定後の市内の総路線数は、(3)合計にございますように3,211路線となり、その総延長は64万5,930メートル、約646キロメートルとなります。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第26号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○辰巳浩司委員長  異議なしと認め、議案第26号は原案どおり承認いたしました。  ここで暫時休憩をしたいと思います。  再開は1時10分といたしますので、よろしくお願いします。                               午後0時19分 休憩                            ―――――――――――――                               午後1時 7分 再開 ○辰巳浩司委員長  それでは、建設企業常任委員会を再開します。  議案第27号、令和4年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  田仲道路安全室長。 ○田仲道路安全室長兼道路総務課長  道路安全室長の田仲でございます。  議案第27号、令和4年度明石市一般会計予算のうち、当委員会に付託されたものにつきまして、御説明申し上げます。  議案書、一般の9ページをお願いいたします。  第2表 債務負担行為でございます。  8項目めに記載の(仮称)南畑歩道橋エレベーター棟設置工事につきましては、南畑踏切の歩道橋のエレベーター棟設置工事を令和5年度まで2か年にわたり実施するため、債務負担行為を設定しようとするものでございます。  次に、歳入歳出につきましては、歳入歳出予算事項別明細書に基づき御説明申し上げます。  説明に当たりましては、別途委員会資料としてお手元にお配りしております令和4年度土木費関係主要事業予定箇所図を併せて御参照願います。
     まず、歳入でございます。  議案書、一般の40、41ページをお願いいたします。  11款、1項、1目、1節 交通安全対策特別交付金は、カーブミラーや柵等の交通安全施設の設置に係る交付金でございます。  44、45ページをお願いいたします。  13款 使用料及び手数料、1項 使用料、6目 土木使用料でございますが、1節 海浜利便施設使用料から6節 住宅使用料までは、それぞれ説明欄に記載しております施設の使用料等でございます。  46ページ、47ページをお願いいたします。  2項 手数料、4目 土木手数料、1節 土木管理手数料は、主なものといたしまして、建築計画概要書等の交付に係る手数料、2節 交通安全対策手数料は、放置自転車等の移動・保管に係る手数料でございます。  3項、1目、1節 証紙収入は、屋外広告物許可申請、建築確認申請書等の手数料でございます。  48、49ページをお願いいたします。  14款 国庫支出金、1枚めくっていただきまして、2項 国庫補助金、56、57ページの6目 土木費国庫補助金でございますが、1節 交通安全施設整備費補助金から、4節 土木管理費補助金までにつきましては、それぞれの説明欄に記載の事業に対する交付金等でございまして、事業の主な内容につきましては、歳出のところで申し上げます。  62、63ページをお願いいたします。  15款 県支出金、2項 県補助金、68、69ページの6目 土木費県補助金、1節 都市計画事業費補助金及び2節 土木管理費補助金は、説明欄に記載の事業に対する県補助金でございまして、事業の主な内容につきましては、歳出のところで申し上げます。  70、71ページをお願いいたします。  3項 委託金、1枚めくっていただきまして、72、73ページの5目 土木費委託金、1節 土木管理費委託金につきましては、主なものといたしまして、用地取得事務委託金は、朝霧二見線江井島工区拡幅事業に係る委託金。道路付帯施設管理委託金は、東二見横断歩道橋エレベーターの保守管理に係る委託金でございます。2節 河川費委託金及び3節 港湾管理費委託金につきましては、県管理の明石川をはじめとする河川及び東播磨港海岸の清掃等に係る委託金でございます。4節 都市計画事業費委託金は、都市計画基礎調査に係る委託金等でございます。  74、75ページをお願いいたします。  16款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入、1節 土地建物貸付収入の建物貸付収入は、明石駅東バイク駐車場等の貸付料でございます。  80、81ページをお願いいたします。  19款 諸収入、3項 貸付金元利収入、2目、1節 勤労者住宅資金融資貸付金元利収入は、勤労者住宅資金融資に係る預託金及び利子でございます。  4項、2目、1節 雑入でございますが、当委員会関係分としましては4件ございます。1枚めくっていただきまして、83ページ、説明欄の下から8件目、スポーツ振興くじ助成金は、魚住北公園テニスコート改修工事などに対するスポーツ振興くじの売上げを原資とする助成金でございます。次に大蔵海岸施設利用料納付金は、大蔵海岸施設の指定管理者から利用料金の一部の納付を受けるものでございます。その下の市営住宅修繕損害賠償金は、市営住宅退去者が負担する修繕費、さらにその下、財産管理人制度利用業務売却収入は、相続財産の放棄などで所有者がいなくなった老朽危険空き家につきまして、相続財産管理人制度を利用することに伴います土地の売却収入でございます。  84、85ページをお願いいたします。  20款、1項 市債、6目 土木債でございますが、1節 道路維持事業債から、86、87ページの7節 街路灯設備事業債につきましては、それぞれ説明欄に記載している事業に係る市債でございまして、事業の主な内容につきましては、歳出のところで申し上げます。  以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳出に移らせていただきます。  162、163ページをお願いいたします。  7款 土木費、1項 土木管理費、1目 土木総務費でございますが、主なものといたしまして、施設設計監理事業は、施設の設計及び工事監理を、用地対策事業は、所管する土地の維持管理や用地取得業務を行うものでございます。  2目 建築指導費でございますが、主なものといたしまして、建築安全事務事業は、建築基準法による審査、指導、取締りを、住宅耐震化促進事業は、耐震改修工事費等の補助や簡易耐震診断推進事業のほか、耐震改修の促進に関する普及啓発を行うものでございます。特定空家等除却支援事業は、倒壊等、周囲に対し危険が及ぶおそれのある空き家の除去費用の一部を補助することで所有者等に自ら除却を促すものでございます。  164、165ページをお願いいたします。  3目 街路灯費につきましては、街路灯の新設や修繕に要する費用でございます。  4目 海岸海域整備事業対策費でございますが、主なものといたしまして、海岸施設維持管理事業は、大蔵海岸の指定管理料、海浜利便施設などの維持管理を行うものでございます。  2項 道路橋りょう費、1目 道路橋りょう総務費でございますが、主なものといたしまして、道路管理事務事業は、道路を適正に管理していくため、道路台帳の整備等を行うものでございます。道路環境向上事業は、道路上の不法占用物や貼り紙、看板等の除却を行うものでございます。  166、167ページをお願いいたします。  2目 道路維持費でございますが、道路維持補修事業として、道路舗装や側溝等の補修工事、駅前広場や駅自由通路等の清掃等を、また、街路樹の維持管理を行っております。  3目 道路新設改良費でございますが、江井ヶ島松陰新田線道路事業は、道路新設改良工事、用地取得、移転補償等を、道路新設改良事業は、市道林船上134号線整備に向けた用地取得、移転補償等。  168、169ページをお願いいたします。  狭あい道路整備事業は、住宅の建築等に係る後退道路用地につきまして、測量、工事、用地取得等を行うものでございます。  3項 交通安全対策費、1目 交通安全対策総務費でございますが、交通安全啓発・教育事業は、四季の交通安全運動や交通安全教室等の実施。放置自転車対策事業は、自転車等の整理業務の委託及び自転車等の撤去、保管業務を行うものでございます。自転車駐車場管理運営事業は、明石駅北自転車駐車場の土地使用料等でございます。  170、171ページをお願いいたします。  2目 交通安全施設整備費でございますが、自転車駐車場整備事業は、西明石駅第2自転車駐車場の耐震診断費用及び中八木駅無料駐輪場の整備工事を行うものでございます。交通安全施設整備事業は、橋梁の修繕や定期点検、踏切安全対策、市内通学路の交通安全対策等を行うものでございます。  3目 市営駐車場費につきましては、明石駅前立体駐車場の指定管理料等でございます。  4項、1目 河川費でございますが、水路維持管理事業は、水路の改修工事や清掃を、河川環境管理事業は、県から委託を受け、県管理河川の除草や清掃を行うものでございます。  172、173ページをお願いいたします。  5款 港湾費、1目 港湾管理費でございますが、主なものといたしまして、港湾環境美化事業は、県から委託を受けまして、東播磨港港湾区域内における清掃業務の委託を行うものでございます。  6項 都市計画費、1目 都市計画総務費でございますが、主なものといたしまして、ホテル等バリアフリー化促進事業につきましては、既存ビジネスホテル事業者が行うバリアフリー化工事に対する補助を行うものでございます。コミュニティ交通運行事業につきましては、交通事業者が実施するコミュニティバスの運行に対する補助等を行うものでございます。交通政策事業につきましては、JR西明石駅5番、6番線のホームドア設置工事等に対する補助等を行うものでございます。公共用地取得事業特別会計操出金につきましては、公共用地先行取得事業債の利子でございます。  174、175ページをお願いいたします。  2目 土地区画整理費でございますが、大久保駅前東西工区土地区画整理事業につきましては、道路築造工事や物件移転補償等を行うものでございます。  3目 街路事業費でございますが、主なものとしまして、県施行街路事業負担金につきましては、県事業の朝霧二見線の整備に係る市負担金でございます。山手環状線街路事業につきましては、用地取得、物件移転補償等に要する経費でございます。  176、177ページをお願いします。  4目 公園費でございますが、主なものといたしまして、公園維持管理事業につきましては、石ヶ谷公園ほか、2公園の指定管理料、公園等のLED化に係る工事費のほか、公園の維持管理に要する経費でございます。(仮称)17号池公園整備事業につきましては、ユニバーサル遊具設置・歩道橋架設などの工事等に要する経費でございます。都市公園整備事業につきましては、スポーツ振興くじの助成金を活用した魚住北公園テニスコート改修工事のほか、既設工事の遊具の更新等を行うものでございます。都市公園安全・安心対策事業につきましては、老朽化した施設の機能の維持向上を図るため、明石中央体育館のエレベーター改築のほか、公園施設の維持、更新工事を行うものでございます。緑化推進事業につきましては、緑化の推進に関する事業に要する経費でございます。菊栽培事業につきましては、菊花展覧会及び菊花栽培場管理運営業務委託等に要する費用でございます。  7項 住宅費、1目 住宅管理費でございますが、主なものといたしまして、市営住宅維持管理事業につきましては、市営住宅の適正な維持管理に要する経費でございます。  178、179ページをお願いいたします。  2目 公営住宅建設費でございますが、この費目は市営住宅の設備等に要する費用でございます。  最後に206、207ページをお願いいたします。  10款、1項 公債費、1目 元金でございますが、地方道路整備臨時貸付金償還金につきましては、道路事業の地方分担の一部に対しまして、無利子で国から貸付を受けた貸付金を償還するものでございます。  以上で当委員会に付託されました議案第27号、令和4年度明石市一般会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  質疑、採決は次回行いますのでよろしくお願いいたします。  次に移ります。  議案第31号、令和4年度明石市公共用地取得事業特別会計予算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  高田山手環状線整備担当課長。 ○高田山手環状線整備担当課長  山手環状線整備担当課長の高田でございます。  議案第31号、令和4年度明石市公共用地取得事業特別会計予算につきまして、御説明いたします。  公の1ページをお開き願います。  第1条 歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ33億2,400万円に定めようとするものでございます。  歳入歳出予算の内容につきましては、歳入歳出予算事項別明細書に基づき御説明いたします。  公の12ページ、13ページをお願いします。  歳入でございますが、1款 財産収入、1項 財産売払収入、1目 不動産売払収入は、当事業で取得した不動産について、令和4年度の一般会計予算からの償還金でございまして、山手環状線街路事業から10億円、江井ヶ島松陰新田線道路事業から1億6,100万円、合計11億6,100万円でございます。  公の14ページ、15ページをお願いいたします。  次に2款、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。  16ページ、17ページをお願いします。  3款、1項 市債、1目 公共用地先行取得事業債は、公共用地を先行取得する場合に活用できる地方債でございます。  18ページ、19ページをお願いします。  歳出でございますが、1款 公共用地取得費、1項 行政財産取得費、1目 公共用地先行取得費につきましては、公共用地先行取得事業に要する経費でございます。内訳といたしましては、山手環状線街路事業用地先行取得事業として、用地購入費8億8,200万円、移転補償費11億1,800万円、合計20億円です。江井ヶ島松陰新田線道路事業用地先行取得事業として、用地購入費1億5,000万円でございます。  公の20ページ、21ページをお願いします。  次に、2款、1項 公債費、1目 元金は、公共用地先行取得事業債の元金の償還金で、2目 利子は、公共用地先行取得事業債の利子でございます。  次に、第2条の地方債の内容について御説明いたします。  前のページに戻りますが、公の5ページをお願いいたします。  起債の目的は、公共用地の先行取得であり、限度額を21億5,000万円に設定しようとするものでございます。起債の方法につきましては、普通貸借又は証券発行とし、利率及び償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  これも質疑、採決は次回に行いますので、よろしくお願いいたします。  議案第32号、令和4年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  門田都市整備室長兼緑化公園課長。 ○門田都市整備室長兼緑化公園課長  都市整備室長兼緑化公園課長の門田でございます。  議案第32号、令和4年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  議案書、石の1ページをお願いいたします。  第1条 歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ8,490万4,000円と定めるものでございます。  その内容につきましては、事項別明細書で御説明申し上げます。  石の10ページ、11ページをお願い申し上げます。  歳入でございますが、1款 事業収入、1項 使用料及び手数料、1目 使用料、1節 墓園使用料は、一般墓地使用料と合葬式墓地使用料でございます。  次の2目 手数料、1節 墓園管理料は、一般墓地管理料、次の2節 墓園手数料は、墓地使用許可証の書換え、再交付手数料でございます。これらの事業収入につきましては、一般墓地の再貸付を40区画、合葬式墓地の申込みを400件として積算しております。  石の12ページ、13ページをお願いいたします。  2款、1項、1目 繰越金、1節 前年度繰越金につきましては、歳出に対する歳入の不足分を計上しております。  石の14ページ、15ページをお願いいたします。  3款 諸収入、1項、1目、1節 雑入につきましては、関西電力の地下埋設管の占用料等でございます。  次に、歳出でございますが、石の16ページ、17ページをお願いいたします。  1款 墓園事業費、1項 墓園維持管理費、1目 一般管理費につきましては、墓園の維持管理に要する経費でございます。その主なものといたしまして、12節 委託料につきましては、墓石撤去業務委託や合葬式墓地の記名板刻字業務委託などでございます。14節 工事請負費につきましては、園路舗装修繕工事でございます。  石の18ページ、19ページをお願いいたします。  2款 諸支出金、1項 諸費、1目 還付金、22節 償還金利子及び割引料につきましては、一般墓地の5年以内の返還や合葬式墓地の使用中止が発生した場合の還付金でございます。
     石の20ページ、21ページをお願いいたします。  3款、1項、1目 予備費を計上させていただいております。  以上、よろしく御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  この議案も、質疑、採決は次回にさせていただきます。  次に移ります。  議案第35号、令和4年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計予算を議題に供します。  それでは、議案の説明を求めます。  日野区画整理課長。 ○日野区画整理課長  区画整理課長の日野でございます。  議案第35号、令和4年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計予算について、御説明いたします。  土の1ページをお願いいたします。  歳入歳出予算でございますが、第1条 歳入歳出予算の総額を、それぞれ2,780万円と定めるものでございます。  その内容につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。  土の10、11ページをお願いいたします。  2 歳入でございますが、1款 西明石(鳥羽新田地区)清算金、1項、1目、1節 換地清算金収入でございますが、令和3年12月17日に鳥羽新田地区において換地処分公告を行い、清算金が確定いたしましたので、換地清算金収入を計上させていただいております。  次の2目、1節 分納金利子でございますが、換地清算金の分納に伴う利子を計上させていただいております。  土の12、13ページをお願いいたします。  3 歳出でございますが、1款、1項、1目 清算事務費、10節 需用費でございますが、清算事務に要する経費でございます。  土の14、15ページをお願いいたします。  2款 西明石(鳥羽新田地区)清算金、1項、1目 換地清算金、18節 負担金補助及び交付金でございますが、清算金の交付に要する経費でございます。  以上で、令和4年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計予算の説明を終わらせていただきます。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  議案の説明は終わりました。  この議案も質疑、採決は次回行いますので、よろしくお願いいたします。  次に移ります。  報告事項6件でございます。  ア、ホテル等のバリアフリー化促進への取り組みについての説明を求めます。  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長の谷口でございます。  報告事項ア、ホテル等のバリアフリー化促進への取り組みについて、委員会資料に基づき御説明申し上げます。  委員会資料を御覧ください。  まず、1の目的でございますが、このたび、本市が目指す誰一人取り残さないインクルーシブ社会の実現に向けた取組の一環として、ホテル等のバリアフリー化を支援する補助制度を創設し、誰もが安心して快適に利用できる宿泊環境の整備を促進していきます。  なお、補助に当たっては、2022年4月施行予定のあかしインクルーシブ条例が基本方針に掲げる当事者参画を重視し、障害当事者をはじめ、ユニバーサルツーリズムセンター、滞在時の拠点となるホテル事業者による意見交換の場を設けることとし、積極的な意見交換を重ねて、より実効性のあるバリアフリー化に取り組んでいきます。  ただいま申し上げましたユニバーサルツーリズムセンターにおいては、障害当事者自らが観光スポットの取材や情報誌の発行のほか、介護用品の貸出しなど、本市を訪れる方々へおもてなしを実践されております。  また、これを機にホテル事業者とユニバーサルツーリズムセンターがバリアフリー化情報を共有し、全ての利用者に満足度の高いサービスを提供できるよう取組を進めます。  続きまして、2の補助制度の概要でございますが、本制度の補助対象者は、市内の既存ビジネスホテルの事業者でございます。次に、補助の対象となる事業は、ホテルの出入口、共用トイレ及び客室のバリアフリー化工事でございます。なお、補助金額につきましては、バリアフリー化工事にかかる費用の2分の1を補助し、上限金額は100万円としております。  また、補助の要件につきましては、主なものとして2つあります。1つ目が、兵庫県福祉のまちづくり条例による特定施設整備基準に適合することです。具体的には、車椅子で利用できるトイレの整備基準などがございます。2つ目が、バリアフリー化工事は、当事者からの意見を踏まえた内容とすることを要件としております。  次に、資料の写真につきましては、補助制度を検討するに当たり、現地調査をした際のものです。いずれも段差があったり、場所が手狭であったりと、高齢者や車椅子利用者にとっては利用しづらく、バリアフリー化が必要と考える箇所でございます。  続きまして、3の開始時期と4の予算額につきましては、2022年4月から本事業を開始し、予算として200万円を令和4年度一般会計予算案に計上しております。  最後に、5の関係規則の一部改正でございますが、関係する規則として、明石市教育環境保全のためのラブホテル、パチンコ店及びゲームセンターの建築等の規制に関する条例施行規則を一部改正します。内容としましては、ただいま説明しましたホテル等のバリアフリー化工事のほか、ロビーや会議室などの床面積の増加につきましては届出不要とし、ホテル事業者が迅速かつ柔軟に改修することができるよう、手続の簡素化を図ります。  説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございませんか。  林委員。 ○林丸美委員  ホテル等のバリアフリー化を促すための取組ということですけれども、この間は、この制度設計するに当たって、ホテルの事業者さんとかにヒアリングされたりですとか、こういった写真に載っていますように現地調査されたりとかしていますが、その中でホテル事業者さんのほうからあった御意見とかがありましたらお聞かせください。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長でございます。  このたびの制度設計に当たりましては、ホテル事業者にアンケートや現場調査で御意見をお聞きしましたところ、複数のホテル事業者様が施設のバリアフリー化の必要性を感じておられることが分かりました。  具体的には、玄関までの段差解消や、多機能トイレの整備など、不特定多数の方々にサービスを御提供するホテル事業者様だからこその御意見を頂戴したところです。また、このたびの補助制度の当事者参画につきましても、整備予定箇所について利用者目線で声が聞けるのはありがたい、整備箇所の優先順位をつけるのに参考になるといった補助制度の目的や意義を理解していただいているところでございます。  いずれにしましても、事業の実施はこれからですので、引き続き現場での声を聞きながら丁寧に事業を進めていきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  林委員。 ○林丸美委員  ホテルの事業者さんのほうからも前向きな御意向があるということで、理解しています。  予算額200万円ということで、これを見ましたら、2回ぐらいになるのかなというふうに思うんですけれども、この回数も含めて需要があればどんどん進めていただけるように検討していただけたらなと思っています。お願いします。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問はございますか。  家根谷委員。 ○家根谷敦子委員  ホテルのバリアフリー化助成制度について意見を申し上げます。  誰一人取り残さないまちづくりを進めるに当たりまして、幅広い障害種別に対しまして取り組んでいただき、本当に感謝しております。  しかし、視覚的とか聴覚的、どちらも確立してこそ情報保障が確立されると考えますので、例えばですが、私が東京都内のホテルを利用した際には、緊急を知らせてくれるバイブ装置を渡されました。ほかにも、来客や緊急を知らせるランプやバイブクッションなど、震えて知らせてくれるクッションなどを活用されているところもありました。他市から来られた友人が明石市のホテルのテレビは字幕表示ができないテレビだったなどというお声も頂いています。  また、市役所内の福祉コンビニのほうでは、指さしでコミュニケーションが取れるツールも用意されておりまして、このようなツールも点字ブロックやエレベーターと同様に御検討頂きたいと思います。  宿泊者が一番不安になるのは、やはり災害発生時です。こういった配慮があるだけでも当事者の安心につながりますので、ぜひ前向きに御検討をよろしくお願いいたします。  意見です。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問ございますか。  松井副委員長。 ○松井久美子副委員長  様々な意見が出てきて、私もすばらしいなと思っていますけれども、ちょっと予算が少ない。今も予算が組まれているところなんですけれども、予算が少ないのかなと思いますが、その辺、また検討していただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長でございます。  予算に計上している200万円は、確かにほかの事業と比べると少額ではございますが、制度設計の中で、ホテル事業者にヒアリングして、こういった制度があれば御利用したいという必要最小限をただいま計上しておるところでございます。  今後、募集に当たって複数のホテル事業者さんから応募あった場合は、補正予算措置などの対応も視野に入れながら検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  松井副委員長。 ○松井久美子副委員長  それはよかったと思います。やっぱりインクルーシブ社会の実現を目指しているところで、200万円だけやったら、2件分だけですのでね。よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  インクルーシブ条例に沿った動きということで、ちょっと事前にも確認させていただきましたけど、ホテル等ということで、ホテルだけではなくて旅館もというようなことを視野に入れて対応していくという考え方をお聞きしています。  ただ、もう1点、これからの取組になるんですけど、やはり誰一人取り残さないと、障害者の人にやさしいという観点から言いますと、ホテルも公共施設には違いないと思いますけど、地域には公民館があるんですよ。それで、25年前の阪神淡路大震災のときは、県のほうから改築に当たって4,000万円の補助が出て、その前提としては、バリアフリーの公民館を建ててくださいよといった記憶を思い出しているんですけども。ぜひホテル、旅館だけではなくて、今後の取組として、地域にある公共施設、この辺も視野に入れて取り組んでいただきたいと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長でございます。  坂口委員がおっしゃったとおり、ホテルだけに限らず、市民の方が利用する施設のバリアフリー化は大変重要な項目だと考えております。  ただいま頂いた貴重な御意見につきましては、担当部署と共有して、誰もが利用しやすい施設の整備を促進していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問ございませんか。  北川委員。 ○北川貴則委員  ちょっと二、三お尋ねさせていただきたいと思います。  私は、やはりバリアフリー化は大賛成で、今SDGs、インクルーシブ社会もありますけど、SDGsでもやはり、飲料水並びにトイレをというテーマもありますから、これは頑張っていただきたいと思います。  恐らくこの計画を進めるに当たって、現場であるホテルさんのヒアリングといいましょうかね、リクエストもあらかじめ把握されていらっしゃるんじゃないかと思うんですけど、その御様子はいかがなもんなんでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長でございます。  このたびの制度、検討に当たりましては、ニーズの把握の段階からホテル事業者様と接触しておりまして、複数回アンケートなり現場確認をさせていただく中で、今回の資料に書いておりますホテルの出入口、ロビー、客室のバリアフリー、この3項目を、まずバリアフリー化を図りたいということの御意見を頂戴しましたので、それを踏まえた内容としております。  以上でございます。 ○辰巳浩司委員長  北川委員。 ○北川貴則委員  恐らくね、予算は確かにこれでは足らないと思いますから、私が今思いますのは、一般の私らみたいな明石在住でおります者にとりましたら、市内のビジネスホテルさんいうたら、全く利用はないことはありませんけども、おもてなしの気持ちから言いましたら、他市から来られた方に対して、明石のビジネスホテルには明石市が補助を出して便利なように、つまずき防止の、高齢者の方が安心しておトイレやお風呂に入るということで、とてもいいことだと思います。やはりコロナですから、ひょっとしましたら、これから第7波とか第8波で宿泊療養施設もいるかもしれませんから、ホテルさんとの連携というのも大事やと思います。公設民営のようにいざとなったら助けてもらわなあかんときもありますので、どんどんリクエストいただくラインとして頑張っていただきたいんですが、そこで一つ質問かたがた提案なんですね。この事業に関しては、SDGsの観点からはどのように思いますか。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  SDGsの観点からいいますと、本事業につきましては、誰も取り残さないということで、SDGsの理念に合致したものだと考えております。 以上でございます。 ○北川貴則委員  そうですね。それプラス、先ほどの17のゴールの一つに、国連の会議でトイレという話題もあって、明記されとるわけです。ですから、せっかくですからホテルさん、私も通りがかりでビジネスホテルさん通りますけど、例えば自動ドアありますよね、そこに明石市も補助事業で、このホテルさんにはバリアフリーのトイレですか、施設、頑張っていますと。加古川市さんみたいに明石市のマークとSDGsのマークを取り入れた何かイニシャルを作りまして、これきっかけにいろんな施策の展開を進めてみたら。シール1枚です。でも気持ちとしたら、明石の取組が来明された方にも伝わったり、市内の方も明石は頑張っていると思うんですけども、副市長さん、いかがですか。 ○辰巳浩司委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  本当にこの取組につきましては、いつまでもすべての人にやさしいまちをみんなでということで、その中での本当に大事な取組の一つかなというふうに位置づけております。その中で、本当に今まで御意見ありましたように、まず予算額は今後対応しますけども、いろいろな障害をお持ちの方、皆様に情報提供も含めてしっかりとした、様々な障害に対応するのも大事ですし、対象の施設も、今回はホテル、旅館でございますが、地域の様々な施設についても考えていかなければならないと考えております。  市としては、政策でユニバーサルデザインのまちづくり実行計画の策定等も来年度予定しておりますが、そういう中でいただいたご意見も反映したいなと思っております。そういうふうに市として全体でしっかり進めていく中で、今、委員より御提案がありました、本当に市民の方一人一人、市外から来られた方がこれを見ても明石はしっかりSDGsを進めておるということを知っていただいたり、PRできたりする一つの御提案だと考えております。  今後検討させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  寺井委員。
    ○寺井吉広委員  今、宮脇副市長からも家根谷委員からもありましたように、様々な障害をお持ちの方がおられますけども、やはり今回この段差ということになってますけど、段差だけではないですよね。やはりバリアフリーにつながるような様々な工事に当たるようなものというのは、今回のこの補助対象はバリアフリーに当たるんであれば、補助対象になるんですか。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長でございます。  今回、資料に記載しております3か所以外にも、バリアフリー化を高めるものであれば幅広く補助の対象としていきたいと考えております。また、このたび当事者意見も反映させますので、そういった現場での声を聞きながらケース・バイ・ケース、バリアフリー化の向上を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○辰巳浩司委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  当事者の方の意見をお聞きするということでありますけども、ここに書いてありますように、当事者の参画を重視した意見交換の場というものを設けるということになっておりますけど、その場というのはどのような場ですか。 ○辰巳浩司委員長  谷口都市総務課長。 ○谷口都市総務課長  都市総務課長でございます。  現段階で想定しておりますのが、関係者が現場ホテルに一堂に会して、現場を確認しながら意見交換をしていくというイメージをしているところでございます。  以上でございます。 ○辰巳浩司委員長  寺井委員。 ○寺井吉広委員  その意見交換の場も、やはり言ったようにいろんな障害をお持ちの方がおられますので、できる限り当事者の方の数というか、種別、いろんな障害の方と一緒に意見を聞いていただきたいなということで思っております。  以上です。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問ございますか。  それでは、次に移りたいと思います。  イ、明石市都市計画マスタープラン等の改定についての説明を求めます。  西田調整担当課長。 ○西田調整担当課長  調整担当課長の西田でございます。  報告事項イ、明石市都市計画マスタープラン等の改定について、委員会資料により御説明申し上げます。  1ページをお開きください。  最初に、1、各計画の状況についてでございますが、都市計画の基本方針を定める明石市都市計画マスタープランにつきましては、現在策定中の(仮称)あかしSDGs推進計画に合わせて改定作業に取り組んでおり、昨年4月及び10月開催の都市計画審議会で検討状況を報告しました。  報告の概要につきましては、2ページに記載しております。  また、都市計画区域内の土地利用に関する事項を定める明石市立地適正化計画につきましては、2022年度に策定予定としており、検討に着手したところです。  一方、まちづくりにおいて、土地利用と両輪となる都市交通に関する明石市総合交通計画については、目標年次である2022年度を迎えることから、改定に向けて準備を進めております。  以上の各計画の位置づけに関しましては、記載のとおりでございます。  続きまして、2、今後の進め方についてでございますが、都市計画マスタープランについては、検討中の立地適正化計画における土地利用の考え方との整合性を図った内容とすることが必要であることから、同じく2022年度に策定することとし、連携しながら改定を行います。  また、総合交通計画につきましては、2022年度が計画最終年度であり、昨今のコロナ禍により交通を取り巻く環境が大きく変化していることを踏まえ、他計画と同様に2022年度に改定を行います。なお、改定には、学識経験者や市民代表、交通事業者などで構成する明石市総合交通計画検討会を設置し、検討会や議会、パブコメなどでの御意見も踏まえながら取り組んでまいります。  各計画のスケジュール(案)に関しては、記載のとおりでございます。  以上で明石市都市計画マスタープラン等の改正につきまして、報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございませんか。  ないようですので、次に移ります。  ウ、江井ヶ島松陰新田線の整備についての説明を求めます。  嶽下道路整備課長。 ○嶽下道路整備課長  道路整備課長の嶽下でございます。  報告事項ウ、江井ヶ島松陰新田線の整備について、委員会資料を基に御報告させていただきます。  委員会資料を御覧ください。  都市計画道路江井ヶ島松陰新田線の整備について、2023年度末の完成を目指して取組を進めております。  1、事業概要でございます。事業名称は記載のとおりです。  事業期間でございますが、2016年度から2023年度、総事業費は約14億円。用地買収としまして、権利者は43名でして、その買収面積は約2万5,000㎡、土地の筆数は96筆になります。物件補償といたしましては、市街化調整区域に位置するため、建物などは少なく14件です。物件の内容といたしましては、牛舎、倉庫、工作物などです。その他といたしまして、関連事業として、既設道路との接続部における交差点改良や既設水路の改修などを計画しております。  2、現在の状況といたしましては、順次、権利者と交渉を行っているところでございます。今年度末時点での契約締結の見込みといたしましては、用地買収面積ベースで5割程度となる予定です。用地買収が完了した区間につきましては、計画道路の境界部分に側溝を設置する工事を予定しております。  3、全体スケジュールでございます。平成28年度に着手し、測量、設計からスタートし、物件の調査に当たっておりました。用地買収、物件補償は令和3年度からスタートしており、工事につきましては、谷八木川をまたぐ橋梁工事を令和2年度に実施し、現在は用地買収が完了した区間の側溝工事を行っております。来年度は用地買収、物件補償及び本格的に工事に着手し、令和5年度末の完成を目指し取り組んでまいります。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございませんか。  ないようですので、次に移ります。  エ、インターネットを活用した道路通報システムの運用開始についての説明を求めます。  中川道路維持・保全担当課長。 ○中川道路維持・保全担当課長  道路維持・保全担当課長の中川です。  続きまして、報告事項エ、インターネットを活用した道路通報システムの運用開始について、委員会資料を基に御説明させていただきます。  委員会資料を御覧ください。  まず1点目、目的でございます。明石市が管理している市内延長約800キロを超える道路につきましては、市で日常的に道路パトロールを実施している一方、非常に広範囲にわたるため、日頃より道路モニターをはじめ、市民の方々から道路陥没やカーブミラー・街路灯など附属物の損傷などについては、多くの情報が寄せられているところでございまして、通報を受けた際には、職員、委託業者が現地を確認し、適宜、補修等の対策を講じているところです。  このたび、より一層安全で安心な道路環境の維持に向けまして、インターネットを利用した、いつでも誰でも簡単に通報できる道路通報システムの運用を開始することとしましたので、御報告させていただきます。  道路通報システムの愛称につきましては、広く市民の方々に道路を見てもらうという思いを込めまして、「ここみてReport」とさせていただく予定でございます。  2点目に、道路通報システムの概要について御説明します。(1)インターネットブラウザ方式を採用しておりますので、インターネットに接続可能なスマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末から簡単に通報することができます。  通報の流れ、画面イメージにつきましては、次ページを御覧ください。  通報の流れとしましては、図の左上、道路の異常を発見した際に、現地の写真をスマートフォンやタブレット、デジタルカメラなどで撮影していただきます。その情報をインターネットを利用してデータ送信していただきます。通報いただいた情報は、道路通報システムのクラウドサーバーに届きます。その情報を平日の執務時間に職員が受け付けて、道路苦情などの情報を管理している道路管理システムに登録する作業と並行しまして、職員や委託業者が現地確認、対応させていただきます。  入力画面のイメージにつきましては、下のほうに掲載しております。まず、国土地理院の地図を利用した画面で位置情報を登録していただきます。次に現地の写真を登録し、さらに通報箇所の状況を入力していただきます。最後に通報者の情報を入力していただき、データ送信していただく流れでございます。  1枚目にお戻りください。  続きまして、2、道路通報システム概要の(2)ですが、先ほど説明しましたとおり、通報しようとする箇所の地図や状況写真などを送信していただくことで、場所の特定が容易となり、迅速かつ正確に情報を把握でき、適切な現地対応ができるものです。  (3)、通報は、24時間、365日受付できますので、夜間・休日などの閉庁時にも通報できます。ここで、通報頂いた内容は、平日の執務時間内に対応させていただきます。ただし、第三者のけがなど、二次被害が予想されるような緊急の場合は、これまでと同様に市役所へ電話連絡をお願いするものです。  (4)、通報内容は、市が管理する道路の穴ぼこや陥没、カーブミラーのゆがみなどの損傷、そのほかも対象としておりますが、通報頂いた場所が、市が管理する道路以外の場合には、当該施設の管理者に情報を提供させていただきます。  続きまして、3点目、運用開始時期につきましては、令和4年5月を予定しております。  4点目、運用開始の周知方法につきましては、市ホームページやツイッター、フェイスブックなどに掲載して周知を図っていく予定でございます。  5点目、予算につきましては、クラウドサービスの利用料、システムメンテナンス費用としまして、年間45万6,000円の委託料を予定しております。  道路通報システムの運用によって、これまで市への連絡をためらっていた人も気軽に通報できるという効果もあると期待しています。道路をはじめとする公共インフラの老朽化が懸念される時代になっていることから、現場の状況を正確に把握して、素早く対応し、未然に事故を防止できるよう役立てていきたいと考えております。  以上で、インターネットを活用した道路通報システムの運用開始についての報告を終わらせていただきます。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございますか。  坂口委員。 ○坂口光男委員  ただいま説明いただきました、インターネットを活用した道路通報システムということで、これまで私も道路モニターさんをボランティアで公募して委嘱してというようなことで連絡を頂くとか、地域によっては地元の自治会なんかから連絡があったり、道路パトロールもやっていただいたのも承知しています。  その中で、やはり道路が傷んでいるよということについて、場所の特定と、どの程度傷んでいるんやという損傷程度ですね、この共通の認識というのは非常に難しい。双方のずれがあったり、価値観の違いがあったり、難しかったんじゃないかなと思いますけど、今回それが解消されるシステムを取りあえず取り入れたということについては、大きな一歩ではないかなというように評価しております。場所の特定と、見ればどの程度傷んでいるかということで、いい形だなと思っているんですけど、これね、システムとしてどこまで市民に浸透して、市民が気軽に傷んでいるよと通報してもらえるんかなという実際の活用について、ちょっとどうなんかなという心配を持っているんですね。システムとしてはいいけども、実際に活用していただく市民の方々にどの程度浸透して、どのように気軽に連絡してもらえるんかなというとこで心配しているんですけど、その辺の見通しとかあれば、ちょっと見解を聞きたいんですけどね。 ○辰巳浩司委員長  中川道路維持・保全担当課長。 ○中川道路維持・保全担当課長  道路維持・保全担当課長です。  先ほど委員御指摘の市民への周知ということですけれども、道路モニターの方への周知と利用促進につきましては、これまでも道路モニターの方々に様々な活動をしてもらっている中、こういった新しいシステムができることについてもPRして、まずはその方々に使っていただきたいということと、もちろん市のホームページでも掲載して、目につきやすいところに掲載していきたいなというふうに検討しているところなんですけども、先ほど申し上げましたようにフェイスブックやツイッターなども通じて広く周知していくことが大切なのかなと考えています。  また、より手軽に使っていただくようにするために、例えばパスワードを簡素化して、手軽に利用していただけるような環境づくりというようなものも大切なのかなというふうに考えておりますので、必要なものは改善を加えながら、広く皆さんに使っていただけるシステムとして運用していきたいと考えております。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  第1弾として、こういったシステムで取りあえず活用していきたいということでの取組としては評価させていただくんやけど、LINEもあるし、今は気軽にわざわざ名前も入れる必要もないような感じで、気軽に皆SNSですか、使っているような感じですから、その辺をできる限り活用できるような環境づくり、簡単にできるような環境づくりに取り組んでほしいし、とにかく今、道路モニターさんもしかり、電話で、ファクスで連絡される方やったら多分、本当にボランティア精神にたけた高齢者の方が多いと思うんですよ。そういう意味においても、やはり先ほど申しましたように、なかなかスマホとかiPhoneとか慣れていない人もおるやろうし、アプリ一つとってもLINEとかいろんな簡単なアプリがありますよね。そんなんも使いこなせる人も少ないかも分かりません。ただ、取組としてはいい形だと思うんで、これが簡単に市民にも利用できるような形での運用というんですかね、この辺、実際見てもらいながらでも結構ですので、ぜひこのシステムを市民の皆さん方に定着できるような形で取り組んでいただけたらなと思いますけど、もうちょっとシステムとして簡単にというようなところが私の要望ということで、市民に見てもらってからでも結構なんで、よろしくお願いしたいと思います。 ○辰巳浩司委員長  中川道路維持・保全担当課長。 ○中川道路維持・保全担当課長  道路維持・保全担当課長です。  先ほど御指摘のとおり、使いながら問題点を、通報件数が上がらなかった場合には、改善できるところは皆さんの意見も聞きながら、より改善を進めて皆さんから使っていただけるシステムに向けて改善を続けていきたいなと考えております。  以上でございます。 ○辰巳浩司委員長  坂口委員。 ○坂口光男委員  申し訳ないです、ちょっと言い忘れていましたけど、今年4月からデジタル推進課ができるんですけど、その辺の皆さんとも共通認識をはかって、力を貸してもらうなり相談をかけるなりして、ぜひいいものにしていってもらいたいと思います。よろしくお願いします。 ○辰巳浩司委員長  ほかに御質問ございませんか。  ないようでございますので、次に移ります。  オ、山手環状線(大窪工区)の整備についての説明を求めます。  高田山手環状線整備担当課長。 ○高田山手環状線整備担当課長  山手環状線整備担当課長の高田でございます。  報告事項のオ、山手環状線(大窪工区)の整備について、委員会資料に基づき御説明いたします。  委員会資料をお願いいたします。  都市計画道路山手環状線(大窪工区)の整備について、2026年度(令和8年度)の完成を目指して取組を進めており、現在の状況等を報告させていただきます。  1、事業概要につきましては、資料の中央部分に記載させていただいておりますとおり、東播都市計画道路事業として、山手環状線(大窪工区)延長708m、幅員16mの道路の新設と、山手環状線との交差点部に位置する大久保石ヶ谷線延長225mについて、右折車線を新たに設置するものでございます。事業認可期間は、令和2年10月30日から令和9年3月31日までとしておりまして、総事業費は約36億円を見込んでおります。用地買収については、権利者数75名。物件補償としては、建物や工作物等が48件あります。関連事業として、既設道路との接続部における交差点改良や既設水路の改修等を計画しております。  2、現在の状況といたしましては、用地測量・詳細設計は、ほぼ終了し、物件調査に関しても、現地調査は終え、報告書を取りまとめている状況であり、順次、権利者と交渉を行っております。令和3年度末時点での契約締結の見込みといたしましては、用地買収の面積ベース、物件補償の件数ベースとも、それぞれ約4割程度となる予定でございます。  3、全体のスケジュールにつきましては、今年度から令和5年度までの期間で用地買収と物件補償を完了させ、令和6年度に工事着工し、令和8年度の完成を目指します。  今後は、これまでと同様、新型コロナウイルスの感染拡大に注意しつつも、権利者に寄り添った丁寧な対応に努め、鋭意事業の推進を図ってまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございますか。
     ないようでございますので、次に移りたいと思います。  カ、第3次明石市交通安全計画についての説明を求めます。  菅野交通安全課長。 ○菅野交通安全課長  交通安全課長の菅野でございます。  報告事項カ、第3次明石市交通安全計画について、御説明いたします。  本計画は、12月委員会で御報告をいたしました素案について、その後意見公募等を行い、先の2月8日に開催をしました明石市交通安全対策会議において策定したものでございます。  お手元の委員会資料を御参照ください。  1項目め、計画の趣旨でございます。本計画は、SDGsの基本理念にのっとり、令和7年度までの5年間を計画年度とし、本市の講ずる交通事故防止に係る施策の大綱について定めるものでございます。  2項目め、計画の主な特徴についてでございます。(1)市独自の目標として、すべての人優先の考え方のもと、高齢者関係事故・自転車関係事故件数の減少を目指し、施策を展開することとしています。(2)重点事項として、ソフト対策では、人優先の考え方の浸透を図るため、年代別交通安全教育の推進や、自転車の安全利用をはじめとする記載の各種施策の推進を、ハード対策では、人優先の道づくりを目標とし、歩行者を守る道づくりや、自転車通行空間の整備を、鉄道交通の安全については、駅のホームドア設置やバリアフリー化の推進を進めるとともに、踏切事故防止と踏切利用環境の整備を進めていくことを定めております。  3項目めは、本計画作成に係るこれまでの流れを記載しております。御確認をお願いいたします。  なお、意見公募及び対策会議におきましては、自転車の安全利用、通学路を含めた歩行者の安全確保、高齢者関係事故防止の取組、ハイビーム路線の活用などについて御意見を頂いております。これらの御意見を踏まえ、本計画の着実な進捗を図ってまいりたいと考えております。  裏面をお願いいたします。  参考といたしまして、令和3年中の兵庫県下及び明石市内の交通事故の概況を記載しております。市内の人身事故件数は、935件発生しております。前年比4件増と、ほぼ横ばいでありましたが、死者数は前年と比較し4名減の2名となっております。お亡くなりになられた方は、お二人とも高齢者の方でございました。お一人の方は、自転車運転中の単独事故、もう一人の方は道路横断中の歩行者対車両の事故となっております。歩行者対車両の事故につきましては、昨年11月、夕暮れの時間帯に発生したものでございます。  また、令和4年に入り、道路横断中の高齢歩行者が車両と接触し死亡する事故が2件発生しております。どちらも早朝の時間帯に発生したものでございます。日の出前や日没後の時間帯は交通事故が多発する時間帯でございます。計画書15ページにも記載しておりますように、夜間におけるハイビーム(上向きライト)の活用や、車両の運転手から見た歩行者の視認性を上げ、事故防止効果の高い反射材の着用推進を積極的に推進してまいりたいと考えております。  また、事故の傷者は、1,099名になり、前年より5名増加しています。うち、重傷、これは治療に1か月以上要するものでございますが、この方は26名減少し、41名となっております。物件事故については、5,816件発生し、前年より147件増加しております。  このように、道路利用者の安全意識、自動車の安全技術、道路の安全性、救急救命と医療技術の向上等の要因により、市内はもとより、全国においても交通事故死者数は減少する傾向が続いておりますが、令和2年、3年の事故発生状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により、外出抑制がされているということも考えられるため、今後の事故件数の推移については注視していく必要があると考えております。交通事故ゼロのやさしいまちあかしの実現を目指し、第1次、第2次計画に引き続き、各種交通安全施策に取り組んでまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○辰巳浩司委員長  説明は終わりました。  御質問ございませんでしょうか。  寺井委員。 ○寺井吉広委員  計画はいいんですけども、先日ですね、私が住んでいる近くで電動キックボードですかね、それを利用されている方が、結構やっぱりハイスピードが出るんですね。それで、今後増えてくるんだろうなというか、多分様々な移動手段がこれから出てくるんだろうなということで、その辺りのもちろんルールはできているんですけども、そういった事故の危険性とかも結構あるんかなと思いながら、この辺り、これからの計画にそういうこともしっかりと決めていかなあかんのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○辰巳浩司委員長  菅野交通安全課長。 ○菅野交通安全課長  交通安全課長でございます。  委員の今おっしゃられました電動キックボードに関してですけども、ニュース等でも御覧になられている方も多いかと思うんですが、このたびの道路交通法改正案のほうに、電動キックボード規制緩和というのが織り込まれております。現状で電動キックボードは原付扱いということになっているんですけれども、これが規制緩和されまして、ある一定の出力以上出ないものについては、いわゆる自転車並みの扱いとなります。いわゆる免許証不要、なおかつ、ヘルメットは着用が努力義務という形になっています。基本的には、自転車並みの交通規制となると思われますので、車道の左側を走るということになると思うんですが、これが今回の規制緩和では、いわゆる歩行モードというのに切り替えると歩道上も通行可能ということになるということで、現在のところ改正案のほうは閣議決定されたということで我々も理解しております。  そういったことの規制緩和が進む中で、識者のほうから、今まで既存の交通手段と混走することについて、やはりいろいろな意見が出ていることは私どもも把握しておりますので、またこういった規制緩和によって市内の交通状況がどのようになっていくのかというのについては、しっかりと把握をした上で、危険な現場については現場に出向いて直接啓発をするなりといった指導をしっかりとしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○辰巳浩司委員長  ほかにございませんか。  ないようですので、質問を終結させていただきます。  それでは、報告6件を聞いたことを確認いたします。  次に移ります。  その他の項ですが、これは次回行いたいと思います。  次の挨拶ですが、これも次に行いたいと思います。  これで建設企業常任委員会を閉会します。  次回委員会は、3月17日木曜日午前10時から行いますので、よろしくお願いいたします。  どうもお疲れさまでございました。                          午後2時26分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                         建設企業常任委員会                         委員長  辰巳 浩司...